ソーテック、第3四半期累計決算を発表 ~前年比売り上げ53%減、32億円の経常赤字
2月20日発表
株式会社ソーテックは20日、2001年第3四半期(10月~12月)および累計決算(4月~12月)を発表した。第3四半期単独の売上高は109億2,800万円、経常損益は2億4,600万円の赤字。3四半期累計の売上高は315億1,400万円と前年の672億400万円に比べ半減し、経常損益は32億6,300万円の赤字となった。
累計での出荷台数は、デスクトップPCが17万9,600台、ノートPCが7万8,100台でトータル25万7,700台。前年比で47.8%の減少となった。
販売不振の理由として同社は、「個人向け店頭市場の低迷や、前期後半の製品の出荷遅延による顧客離れ」などを挙げているが、「今期は、販売や製造管理体制の見直し、サポートの強化、Windows XP搭載機の販売促進などにより、前四半期と比較してシェアは上昇し、売り上げも回復傾向となった」としている。
来期の見通しとして、順調な在庫消化や社内体制の強化、新製品の投入などで、「同程度の市場環境でも売り上げを伸ばすことが可能」としている。また、経費削減や経営合理化の推進により、来年度上半期の黒字化を見込んでいる。
□ソーテックのホームページ
http://www.sotec.co.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.sotec.co.jp/ir/data/20020220b.pdf
□関連記事
【2001年8月16日】ソーテック、第1四半期の出荷台数が前年比半減。通年予想も赤字に
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010816/sotec.htm
(2002年2月21日)
[Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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