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NVIDIA、ワークステーション向けGPU「Quadro4」2月19日(現地時間)発表 米NVIDIAは19日(現地時間)、ワークステーション向けGPU「Quadro4」と搭載カード7モデルを発表した。CADやデジタルコンテンツ制作向けの「Quadro4 XGL」シリーズ5モデルと、金融サービスやノンリニアビデオ編集などの2Dアプリケーション向けの「Quadro4 NVS」シリーズ2モデルが用意され、ともに3月より出荷開始される。
■ Quadro4 XGL
「Quadro4 XGL」シリーズは、Quadro4 900XGL/750XGL/700XGL/550XGL/500XGLの5モデルが用意される。全モデルでハードウェアオーバーレイやフルシーンアンチエイリアスをサポートし、最大解像度は2,048×1,536ドット。対応OSはWindows 95/98/NT/2000/XP、OpenGL 1.3とDirectX 8をサポートする。 「Quadro4 900 XGL」はシリーズ最上位モデル。GeForce4にも採用している、2つのプログラマブルバーテックスシェーダやピクセルシェーダなどを搭載した「nfiniteFX IIエンジン」を備え、128MB DDR SDRAMを搭載する。処理能力は6,000万Triangles/Sec。 「Quadro4 750 XGL」は、「900 XGL」と同様にnfiniteFX IIエンジンを搭載し、メモリは128MB DDR SDRAM。「Quadro4 700 XGL」は「750 XGL」の搭載メモリを64MBとしたモデル。ともに処理能力は5,400万Triangles/Sec。 「Quadro4 550 XGL」と「Quadro4 500 XGL」は、同シリーズの廉価モデル。nfiniteFX IIを搭載せず、メモリは「550 XGL」が64MB DDR SDRAM、「500 XGL」が64MB SDR SDRAMを搭載する。処理能力は「550 XGL」が3,400Triangles/Sec、「500 XGL」が3,100Triangles/Sec。 □製品情報(英文)
■ Quadro4 NVS
「Quadro4 NVS」は、2Dワークステーション向けのGPUで「Quadro4 400NVS/200NVS」の2モデルが用意される。ともに「nView」を利用したマルチディスプレイ利用が可能で、最大解像度は2,048×1,536ドット。対応OSはWindows Me/NT/2000/XPで、OpenGL 1.3とDirectX 8.1をサポートする。 「Quadro4 NVS 400」は、2つのGPUを搭載したビデオカードで、4台のディスプレイへの同時出力が可能となっている。「Quadro4 NVS 200」は、1GPU構成のビデオカードで、LowProfileにも対応する。 □製品情報(英文) http://www.nvidia.com/view.asp?PAGE=quadro4nvs □NVIDIAのホームページ(英文) (2002年2月20日) [Reported by usuda@impress.co.jp] | I |
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