レッドハット、組み込み向けLinuxと開発ツールをセットにした「Red Hat ELDS」
~XScale対応のARMバージョンなど3製品をラインナップ

2月28日出荷開始

標準価格:35万円

連絡先:レッドハット株式会社
    Tel.03-3257-0411


 レッドハット株式会社は、組み込み分野向けLinux/開発ツールパッケージ「Red Hat ELDS(Embedded Linux Developer Suite) 7.2日本語版」を2月28日より発売する。

 ARMプロセッサ向けの「Red Hat ELDS 7.2 for ARM」と、SH向けの「Red Hat ELDS 7.2 for SH」、x86向けの「Red Hat ELDS 7.2 for x86」の3製品が用意され、価格は各35万円。MIPS用やPowerPC用パッケージも近日リリース予定としている。ARM版ではiPAQなどで採用しているStrongARM(SA1110)のほか、XScale(IQ80301)もサポートしている。

 「Red Hat ELDS」は組み込み用Linux「Red Hat Embedded Linux」やGNUProクロス開発ツールなどの開発環境をセットにしたパッケージ。組み込み機器のほか、ネットワーク機器やPDA、アプライアンスサーバーなどの開発用パッケージとなっている。

 カーネルはLinux Kernel 2.4.7で、glibc 2.2を採用している。開発ツールは、コンパイラやデバッガのほか、カーネルコンフィグレーションツールやグラフィカルデバックインターフェイス「Insight」などを搭載する。最小要求メモリは8MB RAM、4MBフラッシュで、カーネルはそのうち500KB~2MB程度を利用する。対応ホスト環境はRed Hat Linux 7.1/7.2。

□レッドハットのホームページ
http://www.redhat.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.redhat.co.jp/about/news/02142002.html

(2002年2月14日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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