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IBM、メモリ高速化チップ「MXT」搭載のラックマウントサーバー
4月15日出荷開始 標準価格:470,000円~ 連絡先:ダイヤルIBM 日本アイ・ビー・エム株式会社は、1Uラックマウントサーバー「e server xSeries 330」に、独自のメモリ高速化技術「MXT(Memory eXpansion Technology)」を採用した新モデル「8675-4MX」を追加し、4月15日より出荷開始する。価格は470,000円から。 MXTは同社が開発したメモリ高速化技術。プロセッサとメモリの間にMXT用チップとL3キャッシュを搭載し、プロセッサがメモリにデータを転送する際に、MXTチップでデータを約半分に圧縮することで、従来の倍のデータ量を処理できるようになるという。また、頻繁に使うデータをキャッシュに格納できるので、より高速なデータ処理が行なえるようになるという。 xSeries 330の最大搭載メモリは4GBだが、IBMではMXTの採用により、8GB搭載のサーバーと同等の処理性能を実現できるとしている。用途としてはキャッシュサーバーなどのメモリを多用するシステムに適しているという。 「8675-4MX」はマルチプロセッサに対応し、CPUにPentium III-S 1.4GHzを搭載。メモリは512MB(ECC 最大4GB)で、HDDはオプション(Ultra160 SCSI対応)となる。24倍速CD-ROMドライブを内蔵し、チップセットはServerSet III HE(CNB 3.0HE)、ビデオ機能はSavage4(8MB)。 100Base-TX対応Ethernetや、64bit PCI×2(66MHz×1、33MHz×1)を装備する。電源容量は200W。本体サイズは439.9×653.3×43.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は11.8~12.9kg。サポートOSはWindows 2000 Server/Advanced ServerとRed Hat Linux 7.2。 □日本IBMのホームページ (2002年2月13日) [Reported by usuda@impress.co.jp] | I |
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