Hyper Threadingによりリソースの利用率が向上する

2月6日(現地時間)発表

　米Intelは6日、今年第1四半期中にXeon搭載サーバーにHyper Threading Technologyを導入すると発表した。これにあわせて、開発者向けに早期アクセスプログラムと開発ツールをWebサイトなどで提供する。

　Hyper-Threading Technologyは複数スレッドを同時実行する機能で、OS上で1つのCPUを2つに見せかけることが可能。対応アプリケーションの性能を最大約30%向上させるという。

　すでに発表済みのワークステーション向けPrestonia(コードネーム)コアのXeonからサポートされるが、コンパックが先月発表したPrestoniaコアXeon搭載のワークステーションは同技術への対応を謳っているものの、BIOS上では無効にされた状態で出荷されるなど、現状では事実上利用できない状況となっている。

□米Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/20020206tech.htm
□ニュースリリース(和訳)
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2002/020208.htm
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(2002年2月8日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]