エルザジャパン、GeForce4搭載ビデオカード5機種
~MXは2月中旬、Tiは3月下旬からリリース

2月中旬より順次発売予定

標準価格:オープンプライス

連絡先:エルザジャパン
    Tel.03-5765-7391



 株式会社エルザジャパンは、GeForce4ファミリー搭載ビデオカード「GLADIAC」シリーズを2月中旬より順次発売する。価格はすべてオープンプライス。対応OSはWindows 98/Me/NT 4.0/2000/XP。


■GLADIAC 517ViVo

3月上旬発売

 GeForce4 MX460を搭載したAGPバス用のビデオカード。3月上旬より発売され、店頭予想価格は31,000円前後の見込み。

 64MBのDDR SDRAM(3.6ns)を搭載し、コアクロックは300MHz、メモリクロックは550MHz。最大解像度は2,048×1,536ドット。インターフェイスはD-Sub15ピン×1のほか、ビデオ入出力端子を備える。



■GLADIAC 517TV-OUT

2月中旬発売

 GeForce4 MX440を搭載したAGPバス用ビデオカード。2月中旬より発売され、店頭予想価格は23,000円前後の見込み。

 64MBのDDR SDRAM(5ns)を搭載し、コアクロックは270MHz、メモリクロックは400MHz。最大解像度は2,048×1,536ドット。インターフェイスはD-Sub15ピンのほか、ビデオ出力端子を備える。

 また、本モデルのみ、セガPCのネットワーク対応RPG「ファンタシースターオンライン」のバンドル版が付属する。バンドル版はオフラインでのプレイが可能で、オンラインでプレイするためには別途「シリアルキー」を4,000円で購入する必要がある。シリアルキーはオンラインで購入可能になる予定。



■GLADIAC 517SVo

3月上旬発売

 GeForce4 MX420を搭載したAGPバス用ビデオカード。3月上旬より発売され、店頭予想価格は16,000円前後の見込み。

 64MBのSDRAM(6ns)を搭載し、コアクロックは250MHz、メモリクロックは166MHz。最大解像度は2,048×1,536ドット。インターフェイスはD-Sub15ピンのほか、ビデオ出力端子を備える。ボード自体はロープロファイル対応のデザインとなっているが、ブラケットは通常のATXケース用のものが付属する。





■GLADIAC 925ViVo

 GeForce4 Ti4600を搭載するAGPバス用のビデオカードで、GLADIACシリーズのハイエンドモデル。4月上旬より発売予定。

 128MBのDDR SDRAM(2.8ns)を搭載し、コアクロックは300MHz、メモリクロックは660MHz。インターフェイスはDIV-I×2を備え、nViewによるマルチディスプレイに対応する。ビデオ入出力端子も備え、ビデオ編集ソフトもバンドルされる予定。

■GLADIAC 725DVI

 GeForce4 Ti4400を搭載したAGPバス用のビデオカードで、3月下旬発売予定。

 128MBのDDR SDRAM(3.3ns)を搭載し、コアクロックは275MHz、メモリクロックは550MHz。インターフェイスはDVI-I×1、D-Sub15ピン×1でnViewに対応するほか、ビデオ出力端子を備える。




エルザジャパン取締役会長 鉛谷貞治郎氏

 発表会場では、エルザジャパン取締役会長の鉛谷貞治郎氏が挨拶したほか、エヌビディア日本支社支社長の東 正次氏や米NVIDIAのプロダクトラインマネージャであるブリン・ヤング氏もスピーチを行なった。ヤング氏は先日のNVIDIAの発表会でも製品のデモを行なっていたが、本日の発表会でも同様で、GeForce4ファミリーの高いパフォーマンスを力強くアピールしていた。

 また、今回517TV-OUTにバンドルされる「ファンタシースターオンライン」について、株式会社セガのプロダクトマネジメント部企画チームの五十嵐氏が挨拶。

 「これまでセガPCとしてPC用ゲームをいくつかリリースしてきたが、対応するビデオカードなど、動作可能な機器についての問い合わせは非常に多かった。今回バンドルさせて頂くことで、動作可能な推奨品としてユーザーにも伝わりやすくなると考えている。今回はバンドル製品としては初めて、オンラインで料金を支払うことで製品版と同等にアップグレードできるという試みを行なった。今後も同様の形態で製品の投入を継続していくつもりだ」と語った。

【お詫びと訂正】初出時、ファンタシースターオンラインがセガのバンドル製品として最初の製品と記載されていましたが、誤りでした。訂正してお詫びいたします。

会場で行なわれたデモで使用されたTi4600搭載のNVIDIA製リファレンスカード。エルザジャパンから発売予定の925ViVoではDVI-I×2を搭載する

 質疑応答では、「基板デザインについてリファレンスボードとの違いはあるか?」と質問をうけ、これについて「基本的にリファレンスボードに準拠している。リファレンスといってもさまざまな選択肢があり、その中から選択し、オプション部分などを独自に加えて製品化している」と述べ、「現在ではリファレンスボードは大変優れたものとなっているうえ、新しいチップが比較的短期間でリリースされるため、独自のデザインでボードを設計する余裕があまりない」とも付け加えた。



□エルザジャパンのホームページ
http://www.elsa.com/JAPAN/
□ニュースリリース(517シリーズのみ)
http://www.elsa.com/international/japan/press/graphics/gladiac517.htm
□関連記事
【2月6日】米NVIDIAがGeForce4ファミリーの7製品を発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0206/nvidia.htm
【2月6日】NVIDIA、国内でもGeForce4シリーズを発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0206/nvidia2.htm

(2002年2月8日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]

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