2001年度のプリンタ出荷台数は微増、矢野経済研がレポート
~ページプリンタはキヤノン、インクジェットはエプソンの首位が続く

2月4日 発表


 株式会社 矢野経済研究所は4日、2001年度のプリンタ市場のレポートを発表した。

 2001年の総出荷台数は、41,847,405台としており、対前年比7.8%増となった。しかし、金額ベースでは1兆1,423億円で対前年比6.4%減としている。

 30ppm以下の小型ページプリンタ市場は118万7千台で微増。シェアはキヤノン、セイコーエプソン、リコーの順で前年と同様。上位3社はいずれもシェアを伸ばしている。

小型ページプリンタのシェア 出典:矢野経済研究所

 カラーインクジェットプリンタ市場は528万2千台で前年度の652万9千台から減少。シェアはセイコーエプソン、キヤノン、日本HPで変わらない。しかし、エプソンのシェアが49.8%から45.1%へ減少しているのに対し、キヤノンは32.2%から39.2%へとシェアを伸ばしている。

 レポートでは、「出荷台数が微減に踏み止まるキヤノンんは、シェア40%に迫ることとなり、悲願である首位奪回に一歩近づく展開が予想される」としている。

カラーインクジェットプリンタのシェア 出典:矢野経済研究所

□矢野経済研究所のホームページ
http://www.yano.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yano.co.jp/press/2002/020204.htm

(2002年2月4日)

[Reported by date@impress.co.jp]

I
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】

【Watch記事検索】


【PC Watchホームページ】


PC Watch編集部 pc-watch-info@impress.co.jp

Copyright (c) 2002 impress corporation All rights reserved.