BCN Award授賞式開催。ソニー強気の決意表明

BCN Aword受賞ロゴ

2月1日 開催



 株式会社コンピュータ・ニュース社が主催する「BCN Award 2002」の表彰式が開催された。BCN Awardは、東名阪の有力ショップ13社575店舗の、2001年年中の売上データから、ハードソフト66部門の販売台数(本数)トップのベンダーを表彰するもので、今回は39社が受賞した。

 受賞したベンダーの代表をはじめ、データを提供している大手ショップ代表、業界団体代表など、IT業界を代表するメンバーが多数出席し、記念撮影を交えながら、和気あいあいとした雰囲気のなかで授賞式が行なわれた。

授与されるトロフィー プレゼンターとの記念撮影 授与後は仲良く記念撮影

ソニーマーケティング執行役員 渡辺敏夫氏 多数の業界関係者がつめかけた

 スピーチでは日本のIT業界の不振や再生の方策など、業界全体の動向に触れたものが多かったが、受賞者を代表して壇上に上がったソニーマーケティング執行役員 インフォメーションテクノロジーセクター バイスプレジデントの渡辺敏夫氏は異色のスピーチとなった。

 「ソニーは、2年前の第1回ではCD-ROM、前回はノートPC、今回はノートPCとPDAの各部門でアワードをいただきました。今回はデスクトップPCが惜しかった(注:1位のNECと2.4%差の2位)のですが、来年はぜひ取りたいと思っていますので、がんばって売っていきます。ぜひご協力ください」

 「バイオはデスクトップとノートの境界をこえ、台所に置くような製品など、これまでにない製品をどんどん作っていきます。単なるパソコンではなく、バイオがTVになります、バイオがカムコーダーになります、家電品との境界を越えるような製品を作り、売っていきます」と、来年への決意表明と、今後の製品開発の抱負に終始した。

 その勢いは、情報提供会社を代表して祝辞を述べるために登壇した、エイデンの岡島昇一社長が、「ソニーさんがアワードの品位をちょっと下げたので、私はちょっと品位を高めるような話をしたいと思います」とスピーチを切り出すほどだった。

 なお、来年の表彰式は2003年1月31日に開催される。

□コンピュータ・ニュース社のホームページ
http://www.computernews.com/
□関連記事
【1月25日】2001年のトップシェアメーカーを表彰する「BCN Award 2002」発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0125/bcn.htm

(2002年2月1日)

[Reported by date@impress.co.jp]

I
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】

【Watch記事検索】


【PC Watchホームページ】


PC Watch編集部 pc-watch-info@impress.co.jp

Copyright (c) 2002 impress corporation All rights reserved.