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ソニー、バイオMX/RX/LXなどデスクトップPCを一新
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PCV-MXS2RL7 |
Net MD対応のMDレコーダーやTVチューナー搭載のAVパソコン「バイオMX」は、新たにIntel 845 Bステップベースとなり、メモリにDDR SDRAMを搭載する。OSはWindows XP Home Edition。
Pentium 4 1.9GHz搭載の「PCV-MXS2Rシリーズ」とPentium 4 1.7GHz搭載の「PCV-MXS2シリーズ」の2シリーズが用意され、本体単体のほか「MXS2R」には17インチTFT(1,280×1,024ドット)液晶付属の「PCV-MXS2RL7」が、「MXS2」には、15インチTFT(1,024×768ドット)液晶付属の「PCV-MXS2L5」が用意される。
店頭予想価格は、「MXS2」が本体のみで25万円前後、液晶モデルで30万円前後、「MXS2R」が本体のみで31万円前後、液晶モデルで39万円前後の見込み。
「MXS2R」と「MXS2」の違いはCPUのほか、「MXS2R」がDVD-RWドライブと120GB HDDを、「MXS2」が8/8/8/32倍速DVD/CD-RWコンボドライブと80GB HDDを搭載すること。その他の仕様はほぼ同等で、メモリに256MB DDR SDRAMを搭載し、ビデオカードはGeForce 2 MX搭載カード(32MB)。
従来モデル同様に、ハードウェアMPEG-2エンコーダーを装備したTVチューナーカードを搭載し、AV統合ソフト「GigaPocket」を利用したTV録画/再生やスリップ再生などが可能となっている。また、iEPGを利用したTV番組録画にも対応する。
オーディオ機能は、本体内蔵のサウンド回路「Sony Digital Audio System」に集約している。アンプは20W+20Wで、木製キャビネットを採用した専用のスピーカーも付属する。Net MD対応のMDデッキは16倍速(LP4利用時 32倍速)のものに高速化され、音楽用ソフトウェア「SonicStage Premium」もバージョンアップされている。
Type2 PCカードスロット×1やMGメモリースティックスロットのほか、IEEE 1394×2(6ピン×1、4ピン×1)、ビデオ入出力端子、光デジタル入出力端子、100Base-TX対応Ethernetなどを搭載する。本体サイズは192×382×346mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約11.5~7kg(本体)/約2.8kg(スピーカー)。
ソフトウェアは、DV編集ソフト「DVgate Ver.2.5」や、フォトレタッチソフト「Photoshop Elements」などが付属する。また、「MXS2R」にはDVDライティングソフト「DVDit! for VAIO」やドルビーデジタルエンコード機能を備え、DVD-Videoを簡単に作成できる「Simple DVD Maker Ver.1.1」などが付属する。
また、高品位コンデンサやより高品質なスピーカーケーブルの採用により、高音質化した「VAIO MX WORKS」もソニースタイル限定モデルとして発売される。
※記事初出時に“「Sony Digital Audio System」の端子を金メッキ化”としておりましたが、「Sony Digital Audio System」は通常のバイオMXと同じものを利用しておりました。ご迷惑をおかけした関係者の皆様にお詫びするともに訂正させていただきます。
□製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/PCV-MXS2R/
■バイオRX
PCV-RX75L7 |
ハイエンドモデル「バイオRX」では、Pentium 4 2.2GHzを搭載した最上位モデル「PCV-RX75」、Pentium 4 2A GHz搭載の「PCV-RX65」、Pentium 4 1.7GHz搭載の「PCV-RX55」がラインナップされ、それぞれに液晶付属モデルが用意される。店頭予想価格は20~45万円前後の見込み。OSはWindows XP Home Edition。
全モデルMPEG-2ハードウェアエンコーダ装備のTVチューナーカードを搭載したAVモデルで、AV統合ソフト「GigaPocket」を利用したTV録画/再生などが可能。iEPGを利用したTV番組予約のほか、同社のデジタルCSチューナーに付属しているAVマウスの出力を、GigaPocket用リモコン受光部で受信することで、CSチューナー側のEPGを使った録画予約も可能となる。
また、DV編集ソフト「DVgate Ver.2.5」ではAVI2.0をサポートし、2GB超のAVIファイルに対応したほか、ドルビーデジタルエンコード機能を備え、簡単にDVD-Videoの作成ができる「Simple DVD Maker Ver.1.1」などのソフトウェアが付属する。
最上位モデル「PCV-RX75」は、CPUにPentium 4 2.2GHz、メモリ512MB RDRAM、HDD 120GBを搭載。チップセットはIntel 850で、DVD-RWドライブと16倍速DVD-ROMを搭載する。ビデオカードはGeForce2 Ti搭載カード(32MB)。店頭予想価格は37万円前後の見込み。17インチ液晶ディスプレイ付属の「PCV-RX75L7」は45万円前後の見込み。
Type 2 PCカードスロット×1やメモリースティックスロットを搭載するほか、Sビデオ入出力、100Base-TX対応Ethernetなどを装備する。本体サイズは203×371×366mm(幅×奥行き×高さ)。
「PCV-RX65」は、CPUにPentium 4 2A GHz、メモリ256MB RDRAM、HDD 80GBを搭載し、「RX75」からDVD-ROMを省いた構成となっている。店頭予想価格は27万円前後の見込み。17インチ液晶ディスプレイ付属の「PCV-RX65/L7」は35万円前後の見込み。
「PCV-RX55」は、Intel 845 Bステップベースとなったエントリーモデルで、CPUにPentium 4 1.7GHz、メモリ256MB DDR SDRAM、HDD 80GBを搭載する。ビデオカードはNVIDIA TNT2 M64(32MB)。店頭予想価格は20万円前後の見込み。15インチ液晶ディスプレイ付属の「PCV-RX55/L5」は25万円前後の見込み
□製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/PCV-RX75/
■バイオLX
PCV-LX95G/BP |
省スペース型デスクトップPC「バイオLX」は、全モデルでPentuim 4 1.7GHzを搭載する。光学ドライブや液晶の違いで4モデルが用意され、2月2日より発売される。店頭予想価格は、22~30万円前後の見込み。OSは全モデルWindows XP Home Editionで、Office XP Personalも付属する。
「PCV-LX95G/BP」は、シリーズで唯一DVD-RWドライブを搭載する。店頭予想価格は30万円前後の見込み。
液晶はペンタブレットとしても利用できる専用の15インチTFT(1,024×768ドット)で、CPUはPentium 4 1.7GHz、メモリは256MB SDRAM、HDD 80GBを搭載する。チップセットはIntel 845で、ビデオカードはGeForce2 MX搭載カード(16MB)。
MEPG-2ハードウェアエンコードチップを搭載したTVチューナーカードも装備し、GigaPocketを利用したTV録画/再生などが可能となっている。Type2 PCカードスロット×1やメモリースティックスロットを搭載するほか、IEEE 1394×2(6ピン×1、4ピン×1)や100Base-TX対応Ethernetなどを装備する。本体サイズは107×370×280mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.5kg(本体)。
「PCV-LX85」は、「LX95G」からTVチューナーカードやGigaPocketを省いたモデル。光学ドライブは8/8/8/32倍速DVD/CD-RWコンボドライブとなる。店頭予想価格は25万円前後の見込み。
「PCV-LX55G/BP」は、液晶をペンタブレット非対応の15インチ広視野角TFT(1,024×768ドット)としたもので、DVD-RWドライブ以外のハードウェア仕様は「LX95G」とほぼ同等。店頭予想価格は25万円前後の見込み。
「PCV-LX55」は、「LX55G/BP」の液晶を通常の15インチTFT(1,024×768ドット)に変更し、TVチューナーカードなどを省いたエントリーモデル。店頭予想価格は22万円前後の見込み。
□製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/PCV-LX95G/
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/products_0117.html
(2002年1月17日)
[Reported by usuda@impress.co.jp]
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