2月1日より順次発売

標準価格：オープンプライス

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　富士通株式会社は、ノートPCシリーズ「FMV-BIBLOシリーズ」を一新、ミニノートPC「LOOX」シリーズもモデルチェンジした。従来モデルから搭載メモリの強化などが行なわれ、Crusoe TM5800搭載の「LOOX Tシリーズ」とCrusoe TM5500搭載の「LOOX Sシリーズ」が、2月1日より順次発売される。価格は全モデルオープンプライス。全モデルOSはWindows XP Home Editionで、Office XP Personalもプリインストールされる。

■LOOX Tシリーズ

LOOX T9/80W

　Crusoe TM5800搭載の「LOOX Tシリーズ」には、無線LANモジュール内蔵の「LOOX T9/80M」、AirH"INモジュール内蔵の「LOOX T9/80W」の2モデルが用意される。2月8日より発売され、同社直販サイトWEB MART価格は、ともに199,800円。LOOX Tの無線LANモデルは初登場。

　AirH"IN/無線LAN以外の仕様は共通で、1,280×768ドット対応の10.6インチワイドTFT液晶を採用し、CPUにCrusoe TM5800 800MHz、メモリ256MB(オンボード/最大256MB)、HDDは30GB。ビデオチップはRAGE MOBILITY-M(4MB PCI接続)で、8/8/8/24倍速DVD/CD-RWコンボドライブを搭載する。

　Type2 PCカードスロット×1を搭載。IEEE 1394(4ピン)×1やSビデオ端子、光デジタル出力端子(丸型)、外部ディスプレイ出力のほか、モデムや100Base-TX対応Ethernetを装備する。バッテリ駆動時間は3.5時間(T9/80W)/3.3時間(T9/80M)。本体サイズは267×178×36.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.5kg(DVD/CD-RWドライブ内蔵時)。

■LOOX Sシリーズ

LOOX S9/70W

　Crusoe TM5500搭載の「LOOX Sシリーズ」は、AirH"INモデル「LOOX S9/70W」と有線LANモデル「LOOX S9/70」が用意され、2月1日より発売される。WEB MART価格は「S9/70W」が164,800円、「S9/70」が159,800円。

　「S9/70W」はAirH"INを搭載。「S9/70」は有線LANを搭載し、携帯電話接続用のUSBケーブルが付属する。そのほかの仕様はほぼ共通で、1,024×600ドット対応の8.9インチワイド液晶を採用し、CPUにCrusoe TM5500 700MHz、メモリ256MB(オンボード)、HDD 30GBを搭載する。ビデオチップはRAGE MOBILITY-M(4MB PCI接続)。

　Type2 PCカードスロット×1を搭載し、外部ディスプレイ出力やモデムを内蔵する。バッテリ駆動時間は「S9/70W」が約4.6時間、「S9/70」が約5時間。本体サイズは231×149.5×26.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約890g(S9/70W)/約880g(S9/70)。

　また、「S9/70」には、標準キーボードモデル(FMVLS970)のほか、親指シフトキーボード搭載モデル(FMV970S)も用意され、2月8日より発売される。WEB MART価格は159,800円。

□富士通のホームページ
http://jp.fujitsu.com/
□ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2002/01/16-1.html
□製品情報
http://www.fmworld.net/product/frame/pcpm0201/loox/index.html
□関連記事
【2001年10月23日】富士通、AirH"IN搭載の新LOOX
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011023/fujitsu1.htm

(2002年1月16日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]