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Intel、Socket 370系最高クロックのPentium III 1.4GHz発表1月8日発表(現地時間) 米Intelは8日(現地時間)、Pentium III 1.4GHzを発表した。0.13μmプロセス、512KBの2次キャッシュ、コア電圧1.45Vなどの仕様から、Pentium III M/Sなどに共通した“Tualatin-512k”コアを採用していると推定される。TDPは31.2W。パッケージはFC-PGA2。 1,000個ロット時単価は315ドル。なお、9日付けで日本法人からも発表された。国内の1,000個ロット時単価は42,525円。 Pentium III 1.4GHzのターゲットは、デスクトップPCではなく高密度サーバーであり、それを構築するためのサーバーボードへの搭載を主目的とする。そのため、Pentium III 1.4GHzと同時に、SDS2とSAI2の2機種のサーバーボードも発表された。いずれもServerWorksのチップセットをベースとし、デュアルプロセッサに対応する。 しかし、本来の目的はどうあれ、Pentium III 1.4GHzはSocket 370用のプロセッサとしては、最高クロックの製品である。市場で人気の高いTualatin対応の省スペースデスクトップPCキットなどで自作する際などに、性能を重視する場合には重要な選択肢であり、店頭に登場する際の価格が注目される。
□Intelのホームページ(英文) (2002年1月9日) [Reported by date@impress.co.jp] | I |
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