ARM関連記事(2015年)

    • (11/13)

      連載後藤弘茂のWeekly海外ニュース

      1ドルのMCUにもセキュリティ機能を提供するARMのIoT向け新命令「ARMv8-M」

       組み込み用途のMCUで圧倒的な強味を持つARMは、IoTも支配しようとしている。しかし、現在のMCUコア「Cortex-M」ファミリには、アーキテクチャ的に組み込まれたセキュリティ基盤が欠けている。そこで、次世代のCortex-Mアーキテクチャからは、セキュリティ機能をオプションとして用意することにした。

    • (4/24)

      連載後藤弘茂のWeekly海外ニュース

      ARMの2016年フラッグシップCPU「Cortex-A72」

       ARMは2016年のハイエンドCPU IPとして「Cortex-A72」を推進している。現世代のCortex-A57と比較すると、同じプロセスノードでもCortex-A72の方が性能が高く、なおかつダイエリアが小さいのが特徴だ。

    • (2/23)

      連載後藤弘茂のWeekly海外ニュース

      ARMのCortex-AファミリとCortex-Mファミリの行方

       ミッドレンジ以下のモバイル市場でCortex-AファミリがARMv8にどう対応して行くのかが、ARM自身にもまだ読み切れていない。その一方で、ウェアラブル向けのCortex-Mも、性能を高めつつある。

    • (2/20)

      連載後藤弘茂のWeekly海外ニュース

      オースティンで開発されたARMの次期フラッグシップCPU「Cortex-A72」

       Qualcommは次期モバイル向けSoCに、ARMの最新CPUコア「Cortex-A72」を採用する。モバイルSoCのトップメーカーQualcommが採用したことで、Cortex-A72は、第2世代のARMv8アーキテクチャの主流になりそうだ。

    • (2/13)

      連載後藤弘茂のWeekly海外ニュース

      16nmの3DトランジスタをターゲットとしたハイエンドGPU「Mali-T880」

       ARMのモバイルGPUコアは、MediaTekなどに採用されてはいるのだが、ハイエンドモバイルSoCの中ではまだ影が薄い。それを払拭するために、最新ハイエンド版「Mali-T880」を発表。16nmのFinFET 3Dトランジスタ世代をメインターゲットとした、2016年のハイエンドモバイル向けGPUコアだ。

    • (2/5)

      連載後藤弘茂のWeekly海外ニュース

      ARMがハイエンドCPU「Cortex-A72」などを北京で発表

       ARMは16nm FinFETプロセス世代をターゲットとしたハイエンドCPUコアIP「Cortex-A72」を発表した。Cortex-A50シリーズの次の世代となるCPUコアで、64-bitをサポートするARMv8命令セットを実装した2世代目となる。

    • (1/15)

      連載1カ月集中講座by 大原 雄介

      IoTの波に乗るマイコン事情 第2回

       IoTと切っても切れない関係にあるMCU。スマートフォンを例を取っても、アプリケーションプロセッサ以外にも至るところでARMコアが搭載されており、平均して1つのスマートフォンには10個以上利用されている。今回はMCUの歴史の中で、ARMがどのように台頭してきたか説明する。