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ASUS、GeForce GTX 760を2基搭載したビデオカード「MARS760-4GD5」
(2013/11/19 16:00)
台湾ASUSは19日、GeForce GTX 760を2基搭載したゲーミングR.O.G.ブランドのビデオカード「MARS760-4GD5」を発表した。発売時期および価格は未定。
1枚の基板上にGeForce GTX 760を2基搭載し、並列動作させることでGeForce GTX TITANを超えるという高性能を実現した製品。GeForceを2基搭載した独自設計製品はGeForce GTX 580搭載の「MARS II/2DIS/3GD5」以来約3年ぶりとなる。
電源はGPU 1基あたり6フェーズで合計12フェーズ。105℃時でも1万時間の動作を実現し、動作保証温度が-70℃~125℃の“Black Metallic”コンデンサ、低ノイズ/高オーバークロック耐性を実現するPOSCAP、を採用し、長寿命を実現するという。
冷却は独自の「DirectCU II」クーラーを採用。カード全体で2スロットを専有し、1GPUあたり1基のヒートシンクと1基のファンで冷却を行なう。冷却性能は同じくデュアルGPU構成のGeForce GTX 690リファレンスモデルより20%優れるとしており、温度を80℃に抑えられるとしている。また、剛性を高めるフレームとアルミバックプレート、側面に光るMARSロゴを備える。
GPUオーバークロックソフト「ROG Edition GPU Tweak」が付属するほか、ゲーム画面やWebカメラの入力など複数のソースをストリーミング配信できる「GPU Tweak Streaming」が付属する。
主な仕様は、CUDAコア数が合計2,304基、ベースクロックが1,006MHz、ブーストクロックが1,072MHz。メモリはGDDR5で、クロックは6,004MHz、バス幅は256bit×2、容量は2GB×2。ディスプレイ出力インターフェイスはDVI-I×2、DVI-D、Mini DisplayPortで、DVI-I→ミニD-Sub15ピン変換アダプタ、DVI→HDMI変換アダプタが付属する。SLI端子も備えており、4基のGPUを並列動作させるQuad SLIにも対応する。
【18時40分訂正】記事初出時、ブーストクロックを1,188MHzとしておりましたが、ASUSより1,072MHzに訂正されました。