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パナソニック、液晶360度回転の世界最軽量10.1型ノート「Let'snote RZ4」

〜Core M+WUXGA液晶採用で745g

「Let'snote RZ4」

 パナソニックは、液晶が360度回転することでクラムシェルノートPCとしてもタブレットとしても利用できる10.1型液晶搭載の2-in-1デバイス「Let'snote RZ4」を10月17日に発売する。価格はオープンプライスで、標準モデルの税別店頭予想価格は160,000円前後の見込み。

 同社では2012年秋冬モデルとして発売した「Let'snote AX2」と、その後継の「Let'snote AX3」をモバイル向け2-in-1デバイスとして販売してきたが、AX2/3は11.6型サイズであったことから、より小さな液晶のデバイスを求める声があったと言う。それに応えて発売されるのが「Let'snote RZ4」となる。

 1,920×1,200ドット(WUXGA)表示/タッチ対応の10.1型非光沢IPS液晶を採用し、本体サイズは250×180.8×19.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約745gと、2-in-1デバイスとして世界最軽量を謳う。これは一般的な40枚ノート5冊パックと、ほぼ同等のサイズなる一方、より薄く、軽い。

 Let'snoteの特徴でもある堅牢性を確保するため、部分的には軽量化のために0.4mm厚にまで筐体を薄肉化する一方で、強度が特に必要な部分は0.55〜0.8mmと厚みを設けるほか、局所的に厚い箇所を設けてビスで固定するなどして強化した「VHフレームストラクチャー」を採用。また、液晶側は従来のボンネット構造に加えて、衝撃を吸収する柔らかいダンパーと、液晶への衝撃を防止する堅いダンパーを組み合わせた「複合ダンパー構造」で強化。これにより、動作時76cmからの落下や、100kgf加圧振動などの“頑丈性能”を確保した。

 キーボードも変更され、キーストロークをAXシリーズの1.2mmから1.5mmとすることで打鍵感を向上。キーピッチは左右16.8mm/上下14.2mm。AXシリーズとは異なりカーソルキーを手前に半段下げたレイアウトを採用している。

Let'snote RZ4のキーボードレイアウト

 また、キーボード使用時に手のひらがタッチパッドに触れることで意図せずカーソルが動くことを防ぐ「タッチパッド誤操作防止ユーティリティ」をプリインストール。これは、タッチパッド操作後に2秒程度で自動的にタッチパッド操作を無効化し、手のひらが当たりにくい特定エリアをタップした場合に自動的に復帰するというもの。従来機種と同じく任意にタッチパッドを無効化する「ホールド」ボタンも装備している。

 バッテリ駆動時間は、JEITA測定法2.0で約10時間、JEITA測定法1.0で約14時間。CPUに低消費電力のCore Mを採用したことに加え、セルあたりの容量を高めて4セルで4,860mAhの容量を持つ新開発のバッテリを採用したことで実現した。ただし、AXシリーズで採用されていた2つのバッテリパックを用いるホットスワップ機構は備えない。

 インターフェイスは、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Gigabit Ethernet、フルHD対応Webカメラ、SDカードスロット(UHS-II対応)、USB 3.0×3、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、音声入出力。

 本体色はシルバーに加え、新色のブルー&カッパーをラインナップ。カッパー(銅)の筐体をベースに、天板をハーモニックブルーにしたモデルで、キーボード部もシルバーモデルの白色に対して、黒色のものになる。価格は、税別店頭予想価格ベースで、ブルー&カッパーが5,000円高。

Let'snote RZ4(ブルー&カッパーモデル)

 店頭モデルのラインナップは、標準モデルがCPUにCore M-5Y10(800MHz)、メモリ4GB、SSD 128GB、Windows 8.1 Update、Officeなしの構成。本体色はシルバーのみ。店頭予想価格は16万円前後の見込み。

 標準モデルにOffice Home & Business PremiumプラスOffice 365サービスを追加したモデルは、シルバーモデルが185,000円前後、ブルー&カッパーモデルが19万円前後。

 SSDを256GB、OSをWindows 8.1 Proへ変更し、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービスを搭載するモデルは、シルバーモデルが235,000円前後、ブルー&カッパーモデルが24万円前後。

 パナソニックストアで販売されるWebモデルは、Core M-5Y70(1.1GHz)、Windows 8.1 Pro(Windows 7ダウングレード可)を搭載するプレミアムモデルも用意。プレミアムモデルのSSDは256GBまたは512GBを搭載する。発売はプレミアムモデルのみ10月23日で、ほかは10月18日。

 また、天板をライジングレッド(プレミアムモデルのみ)、サンダーブルー、ハーモニックブルー、シルバーダイヤモンド、ジェットブラックから選択できるカスタマイズが可能。

 Xi対応モデルも提供され、パナソニックの神戸工場でSIMカードのアクティベーションを済ませ、回線開通を確認した状態で発送される。Xi搭載モデルの重量は約770g。10月31日13時までの注文で、LTE非搭載機と同価格で本体を購入でき、かつ2015年1月まで通信費無料となるキャンペーンも実施される。

(多和田 新也)