バッファロー、世界初を目指すUSB 3.0対応HDDとI/Fカード


HD-HU3シリーズ

10月下旬発売



IFC-PCIE2U3

 株式会社バッファローは、USB 3.0規格に対応した外付けHDD「HD-HU3」シリーズと、インターフェイスカード「IFC-PCIE2U3」を10月下旬に発売する。USB 3.0対応製品の商品化はまだ例がなく、バッファローでは「一般ユーザーが入手できるUSB 3.0製品としては世界初出荷となる見込み」としている。

 外付けHDDは、1TBの「HD-H1.0TU3」が21,000円、1.5TBの「HD-H1.5TU3」が26,565円、2TBの「HD-H2.0TU3」が48,930円。インターフェイスカード「IFC-PCIE2U3」は5,565円。HDDの2TBモデルのみ受注生産となるが、ほかは10月下旬に出荷の予定。

 USB 3.0は規格値で5Gbpsと、USB 2.0の480Mbpsの10倍以上の速度を実現している。外付けHDDのボトルネックとなっていたインターフェイスの高速化により、内蔵HDDに近い高速なアクセスが期待される。

 また、バッファローではUSBの高速化ユーティリティ「TurboUSB」も添付する。これにより、USB 3.0接続時でも、さらに高速化が可能であるとしている。

 なお、インターフェイスカードには、NECエレクトロニクス製ホストコントローラLSIを、外付けHDDには富士通マイクロエレクトロニクス製のUSB 3.0-SATAブリッジLSIを搭載している。

(2009年 10月 7日)

[Reported by 伊達 浩二]