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Windows 11の対応Intel CPUが拡大、AMD CPUは変更なし。互換性チェックアプリも更新

アップデートされて詳細な情報も分かるようになったPC Health Check app

 Microsoftは27日(現地時間)、Windows 11の最小システム要件に一部変更を加えると発表した。

 今回新たにIntel CPUで、Core Xシリーズ、Core Wシリーズ、およびCore i7-7820HQがサポート対象となった。一方でAMD CPUについては変更なしとなっている。

 同社では、これまでの最小システム要件では対象となっていなかった第7世代Intel CPUおよびZen 1世代AMD CPUについて、Windows Insiderや各OEMなどとテストを進めてきたという。なお、4GBメモリ、64GBストレージ、UEFI/セキュアブート、TPM 2.0といった、CPU以外の要件については変わらない。

 あわせて、一時公開を見合わせていた「PC Health Check app(PC正常性チェック)」についても提供を再開。現時点ではWindows Insider向けとなるが、今後数週間のうちに一般ユーザー向けにも公開する予定。手元のPCとWindows 11との互換性をチェックできるツールで、各要件ごとにより詳細な情報が確認できるようになったほか、対応CPUリストの更新などアップデートを施している。