富士通、HDD工場の一部をWestern Digitalに売却

12月21日発表



 富士通株式会社は21日、HDD製造子会社である富士通タイランド(FTC)が、一部の土地、建屋、設備を米Western Digitalに売却することで合意したと発表した。

 富士通は採算性の低いデスクトップ用HDDから撤退、サーバー/モバイル用HDDに集中する方針を8月に発表している。FTCではモバイル用2.5インチとデスクトップ用3.5インチのHDDを生産していたが、富士通の方針に沿って3.5インチ用HDDの生産設備が売却されたもの。FTCの従業員約1,100名はWestern Digitalに継続雇用される。

 なお、サーバー向け3.5インチHDDは富士通コンピューター・プロダクツ・コーポレーション・オブ・ザ・フィリピンズ(FCPP)で生産されている。


□富士通のホームページ
http://jp.fujitsu.com/
□ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2001/12/21.html
□Western Digitalのホームページ(英文)
http://www.westerndigital.com/
□関連記事
【8月20日】富士通、3,000億円をかけた大規模リストラを実施
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010820/fujitsu2.htm

(2001年12月25日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]

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