SII、データの改ざんを防ぐWebサーバー用HDD I/Fカード

12月14日発売

標準価格:198,000円

連絡先:ソリューション・ビジネス部
     Tel.043-211-7479



 セイコーインスツルメンツ株式会社(SII)は、ハードウェア制御でHDDの改ざんを防ぐシステム「Secure Disk Protection」(Ni-3100)を12月14日より発売する。開発キットの価格は198,000円。

 「Ni-3100」は、専用のPCIインターフェイスカードに接続したHDDを、パーティションごと(最大6個まで)に「Read Only」や「Read/Write可」といった設定ができるシステム。設定はイントラネット経由のリモートで行なうほか、別途設置する鍵で切り替えることもできる。

 付属のインターフェイスカードには1台のIDE HDDが接続可能で、Ultra ATA/100にも対応する。対応OSは、Linux Kernel 2.4以降で、OS上ではSCSIカードとして認識される。

 ファイヤーウォールなどのソフトウェア制御ではなく、専用のインターフェイスカードを介し、物理的に制御することで、Webサーバー上のホームページや、データベースなどの改ざんを防ぐ。

 当面は開発者向けキットとして販売されるが、今後は組み込み型のシステムとして、事業者を中心に展開していくという。

 なお、ハードウェアの仕様により、転送速度は最大40MB/secまでという制限があるが、同社では「Webサーバー用途で運用されるのであれば問題ない」としている。また「今後はLinuxのほか、Windows NT系のOSにも順次対応していく」という。


□SIIのホームページ
http://www.sii.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.seiko-instruments.co.jp/hppack/news/n01_news_detail2001_dgn.cfm?id=1122

(2001年11月13日)

[Reported by yosida-s@impress.co.jp]

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