ソニー、既存のバイオノートにもWindows XPモデル
~UXGA対応のTFT液晶を搭載したバイオノートGRなど

10月27日発売

標準価格:オープンプライス

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 ソニー株式会社は、バイオノートのラインナップを一新し、「バイオノートGR」、「バイオノート505」、「バイオノートFX」をWindows XP Home Editionインストールモデルとした。全モデル10月27日より発売され、価格はすべてオープンプライス。



●モバイルPentium III-M 1.2GHzとUXGA対応TFT液晶を搭載した「バイオノートGR」

バイオノートGR
 ハイエンドノート「バイオノートGR」は、液晶やCPUの異なる3モデルが用意される。

 最上位機種の「PCG-GR9E」は、モバイルPentium III-M 1.2GHzと1,600×1,200ドット対応の15インチTFT液晶を搭載し、店頭予想価格は35万円前後の見込み。

 チップセットはIntel 830MP、ビデオチップはATI MOBILITY RADEON-D(16MB)を搭載する。メモリ256MB(最大512MB)、HDD 40GB、8/8/4/24倍速対応のDVD/CD-RWコンボドライブを装備する。

 インターフェイスは、Type 2 PCカードスロット×2、USB×3、IEEE 1394(4ピン)×1、マジックゲート対応メモリースティックスロット×1、パラレルポート×1、シリアルポート×1などで、100Base-TX対応EthernetやV.90モデムを装備する。

 バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は約2~3時間、オプションのセカンドバッテリ(PCGA-BP2E)併用時が約4~6時間。本体サイズは325×269.5×37~39.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.3kg(バッテリ1個、コンボドライブ装着時)。

 「PCG-GR7E」は、モバイルPentium III-M 1GHzと1,400×1,050ドット対応の15インチTFT液晶を搭載する。メモリ256MB、HDD 40GBなどを備え、店頭予想価格は29万円前後の見込み。

 最下位モデルの「PCG-GR5E/BP」は、モバイルPentium III-M 933MHzと1,400×1,050ドット対応の14.1インチTFT液晶を搭載する。メモリ256MB、HDD 30GBなどを備え、Office XP Personalがプリインストールされる。店頭予想価格は25万円前後の見込み。

□製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/PCG-GR9E/



●上位モデルに無線LANカードが付属した「バイオノート505」

R505
 ドッキングステーションと接続可能な「バイオノート505」は、モバイルPentium III 850MHzを搭載した「PCG-R505FR/D」、「PCG-R505FR」と、モバイルCeleron 750MHzを搭載した「PCG-R505F/BD」の3モデルが用意される。

 店頭予想価格は、「R505FR/D」が30万円前後、「R505FR」が25万円前後、「R505F/BD」が21万円前後の見込み。

 最上位モデル「R505FR/D」と最下位モデル「R505F/BD」には、8/8/4/24倍速対応のDVD/CD-RWコンボドライブや各種インターフェイスを備えたドッキングステーションが付属する。

 上位2モデルの違いはドッキングステーションのみで、メモリ256MB、HDD 30GBを備え、アンテナ部の出っ張りが小さいIEEE 802.11b準拠の無線LANカードが同梱される。最下位モデル「R505F/BD」はメモリ128MB、HDD 20GBを備え、Office XP Personalがプリインストールされる。

 そのほかの仕様は共通で、チップセットはIntel 815EM、ビデオ機能はチップセット内蔵(11MB、メインメモリと共用)。液晶は1,024×768ドット対応12.1インチTFT液晶を搭載する。

 インターフェイスは、Type 2 PCカードスロット×1、USB×2、IEEE 1394(4ピン)×1、マジックゲート対応メモリースティックスロット×1などで、100Base-TX対応EthernetやV.90モデムを装備する。

 バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は約3~4時間。本体サイズは279.5×239×23~29.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.7kg。

□製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/PCG-R505FRD/



●多彩なラインナップが用意されたオールインワンノート「バイオノートFX」

バイオノートFX
 オールインワンノート「バイオノートFX」もWindows XPモデルとなり、搭載CPUやチップセットなどの異なる4モデルが用意される。

 最上位モデルの「PCG-FX77S/BP」は、CPUにモバイルPentium III 1GHzを搭載する。チップセットはIntel 815EM、ビデオ機能はチップセット内蔵(11MB、メインメモリと共有)。店頭予想価格は27万円前後の見込み。

 液晶は1,024×768ドット対応15インチTFTで、メモリ256MB、HDD 30GB、FDD、8/8/4/24倍速対応DVD/CD-RWコンボドライブなどを内蔵する。

 インターフェイスはType 2 PCカードスロット×2、USB×2、IEEE 1394(4ピン)×1、パラレルポート×1、シリアルポート×1、ビデオ出力端子(コンポジット)などで、100Base-TX対応EthernetやV.90モデムを装備する。

 バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は約3~3.5時間。本体サイズは324×265.5×38.5~54.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.2kg。

 「PCG-FX55S/BP」はモバイルPentium III 850MHzを搭載する。そのほかの仕様は最上位モデル「PCG-FX77S/BP」に準じるが、駆動時間は1.5~2時間になる。店頭予想価格は23万円前後の見込み。

 「PCG-FX33S/BP」はモバイルCeleron 900MHz、メモリ128MB、HDD 20GBを備え、6/4/4/24倍速対応のDVD/CD-RWコンボドライブを内蔵する。店頭予想価格は21万円前後の見込み。

 最下位モデル「PCG-FX11S/BP」は、チップセットにVIA Apollo KT133A、CPUにモバイルDuron 800MHzを搭載する。液晶は1,024×768ドット対応の14.1インチTFTで、メモリ128MB、HDD 20GBのほか、8/4/24倍速対応のCD-RWを備える。店頭予想価格は18万円前後の見込み。

□製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/PCG-FX77S/

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/products_1012.html
□関連記事
【7月17日】ソニー、モバイルPentium III-M 1.13GHz搭載のバイオノートGR
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010717/sony2.htm
【5月17日】ソニー、VAIOノートシリーズも一新
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010517/sony1.htm
【4月4日】ソニー、ドッキングステーションに接続可能な新バイオノート505
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010404/sony.htm

(2001年10月12日)

[Reported by yosida-s@impress.co.jp]

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