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Pocket PC 2002:ハードウェアメーカー各社の取り組み
なお、ここに登場するすべてのPocket PC 2002搭載機は、CPUにIntelのStrong ARMを採用している。
●カシオ計算機株式会社
同社ではすでに英語版のPocket PC 2002搭載機「カシオペア E-200」を11月から発売することを発表済み。日本語版は2002年初頭に登場の見込みだ。
□関連記事 ●コンパックコンピュータ株式会社
米CompaqではPocket PC 2002 英語版搭載機「iPAQ Pocket PC H3700/3800」シリーズを発表済み。日本語版搭載機は年内を目標に開発中とのことだ。また、発売中のiPAQ Pocket PC H3600シリーズをPocket PC 2002にアップグレードするサービスを10月6日より開始する。
□「iPAQ Pocket PC H3700/3800」シリーズのプレスリリース(英文) ●日本電気株式会社
同社では11月30日にPocket PC 2002搭載機「PocketGear」を発売。発売と同時に同機用の50種のソリューション、150種のアプリケーションや周辺機器を揃えている。
□関連記事 ●日本ヒューレット・パッカード株式会社 同社からは小仲浩一郎 執行役員 コンシューマ事業統括本部長が参加。モバイルソリューションによるワークスタイルやライフスタイルの変革のスタートラインにおり、「これから大化けする市場」ととらえていると述べた。同社はエンタープライズ市場と、コンシューマ市場におけるビジネスパーソンの需要をターゲットとする。 米hpはPocket PC 2002英語版搭載機である「jornada 560」をPocket PC 2002の発表とともに店頭で販売開始。同機は「Pocket PC 2002搭載機の中ではもっとも軽量で、バッテリーがもっとも長持ちする」としている。
□jornada 560の製品情報(英文) ●株式会社東芝 同社からは溝口哲也 取締役専務 モバイルコミュニケーション社社長が参加。いくつかのPDA用OSの中からPocket PCを選択した理由について、「Microsoftの.NETや各種ソリューションをシームレスに活用でき、エンタープライズユースにフォーカスしやすいから」と、エンタープライズ市場指向であることを表明している。ただし、コンシューマ市場も大切であり、エンターテイメント機能などの強化も怠らない、とのことだ。 同社では発売中の「GENIO e550」シリーズをPocket PC 2002にアップグレードするサービスを近日中に開始する。Pocket PC 2002搭載機は開発中とのことで、具体的な登場時期は聞けなかった。
□GENIO e550シリーズの製品情報 ●富士通株式会社 芋川敏 パーソナルビジネス本部 本部長代理が参加。ブロードバンド市場とモバイル市場の開拓を目指し、.NET戦略と歩調をあわせるべくPocket PC市場に参戦するという。ターゲットは「コンシューマを無視するわけではないが、エンタープライズ市場中心」としているが、同社が予定しているPocket PC 2002搭載機は「スペック的に驚くようなものではない」とのことで、販売開始時期も「2002年第1四半期を目指す」そうだ。
□プレスリリース
□関連記事 (2001年10月5日)
[Reported by tanak-sh@impress.co.jp] |
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