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JEITA、「PCグリーンラベル制度」合格企業20社を発表 |
PCグリーンラベルロゴマーク |
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社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)は、9月27日、同協会が策定した「PCグリーンラベル制度」の企業審査基準に合格した20社の企業を発表した。
同制度は、ユーザーがPCを購入する際に、環境に配慮した製品を容易に選べるよう、JEITAが制定したもの。合格した製品のカタログ等に「PCグリーンラベルロゴマーク」を表示できる。
同制度のポイントは、「企業審査」と「製品審査」の2段階の審査で、個々の製品の環境配慮を審査するだけでなく、その製品を設計/製造する企業の体制も審査されること。
まず、企業審査では、PCを設計/製造する企業や工場の体制がどれだけ環境を配慮しているか、また、ユーザー、自治体、保守/リサイクルを担当する企業等に適切な情報が提供されているかどうかが、JEITAにより審査される。
次に、企業審査に合格した企業が、個々の自社製品について、製品自体の環境配慮(省エネルギーで動作するかどうか、有害な物質をなるべく使わないようにしているかどうか、など)と、3R(Reduce、Reuse、Recycle)*1に配慮した製品であるかどうかを自ら審査し、合格した製品に「PCグリーンラベルロゴマーク」を使用する。
今回発表されたのは、1段階目の企業審査に合格した企業。この後、企業による製品審査が行なわれ、ロゴマークが使用された製品が発売される。
*1 Reduce:廃棄物を減らすこと(例:PCを廃棄せずに長期間使用するため、各部を容易にアップグレードできるよう設計する)。
Reuse:製品全体、または一部のパーツを再利用すること(例:PCを友人に譲渡したり、一部のパーツを別なPCに取り付けて利用する)。
Recycle:製品の素材等を再度資源として利用すること(例:筐体のプラスチックを溶かして別な製品に成形する)。
□JEITAのホームページ
http://www.jeita.or.jp/
□ニュースリリース
http://it.jeita.or.jp/perinfo/release/010927.html
□PCグリーンラベル制度の詳細
http://it.jeita.or.jp/perinfo/pcgreen/
(2001年9月28日)
[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]
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