Intel Developer Forum Japan開幕

9月26日~27日 開催

一部無料(事前登録必要)


ジョン・アントン代表取締役
 インテル株式会社による開発者向けイベント「Intel Developer Forum 2001 Fall Japan」が、26日からホテルニューオータニで開幕した。27日までの2日間、講演、セミナー、展示などが開催される。すべて事前登録が必要で、基調講演は無料、技術トラック(セミナー)は有料となっている。

 当初予定されていたIntel本社からの講演者が米国の同時多発テロの影響で来日できなくなり、初日の基調講演もインテル株式会社のスタッフによって行なわれた。

 ジョン・アントン代表取締役の挨拶から、ワイヤレスネットワーク、有線ネットワークと講演が続き、e-マーケティング本部長 マイク・トレイナー氏によるPC向けプロセッサの講演は最後に配されていた。


マイク・トレイナー e-マーケティング本部長
 トレイナー氏は、2000年問題の反動による需要の冷え込みや、ドットコムの崩壊などによって需要が冷え込んでいと現状を分析し、「'33年にチャールズ・ケタリングはこういう場合の処方箋として“人が欲しいと思うモノを作れば、ビジネスは自ずから回復する”と言っている。PCのトレンドもMHzや価格から、スタイルや信頼性や使いやすさなどへ移り、人が欲しがるものへと変わりつつある」と述べた。

 そのうえでIntelのロードマップを示し、今年下半期にはデスクトップPCはPentium 4への移行を果たし、Pentium 4とWindows XPの組み合わせにより、一歩進んだデジタル体験が得られるだろう」とした。ここではマイクロソフトのWindows製品部 部長 御代茂樹氏も登場し、Windows XPにDVカメラをつないでムービーを編集するなどのデモンストレーションを行なった。

 また、ノートPCについては、「新世代のモバイル向けプロセッサ“Banias(バニアス)”の登場によって、これまで共に上昇し続けてきていた性能と電力のうち、性能を維持しながら電力を削減できる。電力の壁を克服できる」と述べ、ビデオによる簡単な概要紹介を行なった。

 最後に再びチャールズ・ケタリングの言葉「大切なことは景気の回復を待つのではなく、積極的に自らの手で勝ち取ることだ」を引用し、「Intelの製品とみなさんの優れた技術の組み合わせによって、すぐれた製品作りをしていただきたい」と述べて講演を終えた。

PCは成長し変化している
Baniasのビデオ Windows XPのデモ、これはPlus!の3Dスクリーンセーバー
□インテルのホームページ
http://www.intel.co.jp/
□Intel Developer Forum 2001 Fall Japanのホームページ
http://www.intel.co.jp/jp/go/eBiz-IDF/

(2001月9月26日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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