Audigy

8月20日 発表

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　クリエイティブメディア株式会社は20日、次世代サウンドプロセッサ「Audigy」と、マルチエンバイロメント機能などに対応したサウンドテクノロジー「EAX ADVANCED HD」を発表した。

　Audigyは32bitのマルチエフェクトエンジンを搭載したサウンドプロセッサ。エフェクト機能などの最適化などにより、従来「SoundBlater Live!」などに採用していた「EMU10K1」チップに比べ、パフォーマンスを向上させたという。

EAX ADVANCED HD

　「EAX ADVANCED HD」は、4種類のエフェクトを同時に利用できる「マルチエンバイロメント機能」などに対応する、ソフトウェア/ハードウェア/APIなどの包括的なテクノロジーの総称。

　マルチエンバイロメント機能では、音響特性をリアルタイムでモーフィングする「エンバイロメントモーフィング」、物体の遠近などの位置関係を表現する「エンバイロメントパンニング」、物体の反射などの感覚を表現する「エンバイロメントリフレクションズ」、ハイパスフィルターを利用し、屋内/屋外の環境をシミュレートする「エンバイロメントフィルタリング」の4つのエフェクトを同時に実行し、音像を楽しむことができる。

　また、アナログソースからMP3やWMAなどへのエンコード時に、ヒスノイズやスクラッチノイズを低減する「オーディオクリーンアップ」や、ピッチや音質を変えることなく、再生スピードに変化を加える「タイムスケーリング」などの機能も備える。

　ゲーム開発者向けには、「EAX ADVANCED HDゲームオーディオライブラリ」を提供。Direct SoundやOpenAL、Dolby Digital 5.1 mixing、EAGLE 3.0 Graphical Librarian EditorなどのAPIをサポートする。

□クリエイティブメディアのホームページ
http://japan.creative.com/
□ニュースリリース
http://japan.creative.com/press/2001/010820-audigy.html

(2001月8月20日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]