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ジャストシステム、家庭向け統合ソフト「ジャストホーム2」発表会を開催
9月21日発売
価格:ジャストホーム2:8,500円
連絡先:インフォメーションセンター
ジャストホーム2はワープロソフト「一太郎Home 2」や表計算ソフト「三四郎Home 2」、日本語変換ソフト「ATOK Home」などに加え、メールソフト「カラメル2」やデジカメ画像編集ソフト「デジコレ2」などがセットになった家庭向け統合ソフト。 基本となる「ジャストホーム2」のほか、家計簿ソフト「エプロン2」が付属する「ジャストホーム2 家計簿パック」、日本語ワープロ環境などを省き、デジカメや電子メールの利用に重点を置いた廉価版ソフト「ジャストホーム2 [スターターパック]」の3製品が用意される。価格は、ジャストホーム2が8,500円、ジャストホーム2 家計簿パックが9,800円、ジャストホーム2 [スターターパック]が3,980円。
なお、スターターパックを除く2製品には、初期出荷3万本限定で「2002年の年賀状イラスト/テンプレート集」が付属する。
今回の製品は、ガイドメニューが一新されたことが最大の特徴。ジャストホーム2を起動すると、メニューがフルスクリーンで表示され、Windowsを使っていることを意識することなく利用できる。 ガイドメニューには「インターネット」、「写真・デジカメ」、「ワープロ・表計算」など、機能別にアイコンが用意され、ユーザーが「一太郎Home」や「カラメル2」など、それぞれのアプリケーションを意識することなく使えるように工夫されている。 その他にも、「ミニカレンダー」や、天気予報などの情報が表示される「インフォメーションボード」、メールの着信を知らせる「ポスト」など、さまざまな機能が利用できる。 また、ジャストホームのユーザー層として、30代から40代の初心者ユーザーが多いことから、メニューの文字を大きくしたり、ガイドメニューのデザインを落ち着きのあるデザインに変更したりするためのテンプレートなども用意しており、違和感なく使えるようになっているという。
会場では、ジャストホーム2の販売戦略についても触れられ、「従来プレインストールを中心としたマーケティング展開を行なってきていたが、現在のようにパソコン普及率が5割を超えているような状況では、そういった市場で展開するのは難しい。書店やコンビニでの販売など、さまざまな露出を考え、販売チャネルに合わせた価格を検討していくことが必要」と説明した。また、「ジャストホームは、「何ができる」と一言ではいえない製品のため、初心者ユーザーが指名買いしてくれるような新たな施策を検討している最中だ」とも語った。 質疑応答では、「ガイドメニューをフルスクリーン化してOSを意識させないようにしたのはなぜか?」という質問を受け、「OSを意識させないというのが本意ではない。ジャストホームらしさを、いかにユーザーに体験してもらうかを追求した結果だった」と説明しながらも、「Windowsのインターフェイスが、初心者にとって本当に使いやすいのかという疑問は感じている」とし、ジャストホーム2のインターフェイスに自信があることを伺わせた。 「ジャストホームの過去の製品ではプリインストールでの実績が大きいが、今回の製品ではどうなるのか?」という質問に対しては、「現在プリインストール製品はあえて拡大しようとはしていない。ジャストホームのように、ここまで一体化された物は、ほかに競合製品がないと考えており、大手スーパーや書店での販売なども含め、現在有効な販売ルートを模索中だ」としている。
□ジャストシステムのホームページ (2001年8月1日)
[Reported by kiyomiya@impress.co.jp] |
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