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NEC、パーソナル市場向け事業を再編、社名を変更
日本電気株式会社(NEC)は、コンシューマ向けパーソナル商品の販売会社「NECパーソナルシステム株式会社」を「NECカスタマックス株式会社」に、コンシューマ向けTAやFax関連商品の開発設計/製造を担当する「静岡日本電気株式会社」を「NECアクセステクニカ株式会社」に、10月1日よりそれぞれ社名を変更する。 社名変更は、4月に発表された「緊急構造改革施策」の一環として行なわれる。 NECカスタマックスは、顧客(カスタム)を第一に考えて事業を遂行するという意味が込められている。同社は、パーソナル事業の体制強化を目的に、マーケティング、販売機能を強化し、商品企画から販売までの事業責任を一貫して担う。 NECアクセステクニカは、ネットワークを意味する「アクセス」と、それを実現する技術「テクニカ」を最大限に発揮するという意味が込められているという。従来NECとNEC静岡で分担していたTA/Faxなどのパーソナルアクセスネットワーク事業を会社分割により、通信ネットワーク関連技術のノウハウを蓄積したNEC静岡に集約する。 10月1日以降は、両社に加え、7月9日に設立した国内パソコンの開発生産や保守などを行なう「NECカスタムテクニカ」の3社でパーソナル事業を推進する。 なお、同社では今回の社名変更に伴うブランド変更などはないとしている。COMSTARZシリーズについては、コンシューマ用として位置づけられていないため、従来通りNECネットワークスが扱う。
□NECのホームページ (2001年7月27日)
[Reported by taira@impress.co.jp] |
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