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エレコム、PC用アクセサリの新ブランド「NEW BASIC STYLE」
8月21日より順次発売
連絡先:総合インフォメーションセンター
外部デザイナーとして佐藤康三氏、榎本文夫氏、岩崎一郎氏を迎え、パソコン用デスク、キャリングバッグ、各種アクセサリー類を斬新なデザインで製品化していく。 今回の製品はMシリーズ、Nシリーズ、Pシリーズのコンセプトで製品化されている。MはMetalを意味し、アルミやステンレスを使ったクールなデザイン。NはNaturalを意味し、天然素材と人工素材を組み合わせた積層合板や、籐などを使った暖かみのあるデザイン。PはPlasticを意味し、樹脂素材の特性を活かし、カジュアルな雰囲気のデザインとしている。 価格については他のブランド製品にくらべ半額近い価格設定になっているという。 発表会場では、株式会社エレコムの代表取締役社長 葉田順治氏が挨拶した。そのなかで「どうにかしてヨーロッパのデザインを日本にも広めたい。そのためには日本人のテイストにあったものが必要だ」、「ただし、ほかのデザインのコピーだけはしたくない。そのため今回佐藤氏を初めとしたデザイナーの方々とともに新ブランドを立ち上げることにした」などと語り、「日本人の美意識を変えるような製品にしていきたい」と締めくくった。 その後、デザイナー陣を代表して佐藤氏が今回のコンセプトについて解説した。「未だにパソコン用デスクなどをOAサプライと呼ばれているが、どうしてそう呼ばれているのかさっぱり分からない。今の時代はパソコンはオフィスだけで使うものではない。そんな時代はすでに終わっており、パソコンはいろいろな用途に使われている」と切り出し、「今回の製品はビジネスシーンについてまったく考えていない。従来のパソコン用アクセサリ類はオフィス向けの事務的なもので、親しみにくい製品が多かった。今回立ち上げるブランドは、ユーザーがプライベートに、日用品、生活用品として使えるものを目指した」と説明した。 質疑応答では、「当初Web販売のみということだが、今後店頭などで販売する計画はあるのか?」という質問を受け、「店頭販売を考えていないわけではないが、現段階でははっきりとしたことは決まっていない。今回の商品は、単品でただ並べてあっては意味がないもので、コンセプトを理解し、シリーズとして展開してもらえる販売店に協力していただきたいと考えている」と答えた。
□エレコムのホームページ (2001年7月17日)
[Reported by kiyomiya@impress.co.jp] |
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