Adaptec、Ultra320/160 SCSIカード用RAIDソフト

6月29日発表


 米Adaptecは、Ultra320/160 SCSIカード用RAIDソフトウェア「iROC」を発表した。今秋に発売が予定されているほか、Ultra320 SCSI製品に標準添付される予定。価格は明らかにされていない。

 iROCは、Ultra320/160 SCSIカードで動作するRAIDソフトウェアで、RAID 0/1/0+1に対応する。また、従来RAID専用ハードウェアでのみ提供されていた、ホットスワップ、ドライブ故障時のオートリカバリ機能付きホットスペア、チェックポインティング、リモートマネージメント機能などを備える。Ultra320 SCSIカードとの併用では、ASICに搭載されたRISCプロセッサによりミラーリングを行ない、CPUやPCI/PCI-Xバスへの負荷も軽減するという。

 同社のLee Caswellストレージソリューショングループ副社長は、リリースの中で「ハードディスクの大容量化に伴い、エントリーレベルのサーバーについてもミラーリングによりデータ保護は現実的なソリューションとなった」と述べている。

□Adaptecのホームページ(英文)
http://www.adaptec.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.adaptec.com/worldwide/company/pressrelease.html?pressCat=%2fHome+Page&prodkey=06292001
□ニュースリリース(和文)
http://www.adaptec.co.jp/news/pr010704_2.html

(2001年7月5日)

[Reported by taira@impress.co.jp]

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