Maxtor、ATA HDDの「137GBの壁」を越える「Big Drive」技術をサポート

6月26日(現地時間) 発表



 米Maxtorは、ATAインターフェイスHDDの137GBの容量制限を越え、144PB(PetaBytes)=144,000,000GBまで対応できる技術「Big Drive」をサポートすることをCompaq Computer、Microsoft、VIA Technologiesなどとともに発表した。

 「Big Dirve」技術は、従来のATA HDDで利用する28bitの論理ブロックアドレス(logical block addresses:LBAs)を48bitに拡張することで実現される。Maxtorは、Compaqなどと共同で、ATA規格を策定する「The ANSI NCITS T13 Technical Committee」に提案中で、現在策定中の次世代ATA規格「ATA/ATAPI-6」での採用を目指している。

 なお、Big Driveの対応には、48bit adressing schemeに対応したコントローラチップをドライブに実装する必要があるため、各ドライブメーカー側での対応が必要となる。MaxtorではBig Driveに対応したドライブの最初の製造者となるべく、開発を進めていくとしている。

【お詫びと訂正】 初出時にPBの換算を誤っておりました。お詫びして訂正します

□Maxtorのホームページ(英文)
http://www.maxtor.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.maxtor.com/press/2001/nr062601c.html
□Big Driveのホームページ(英文)
http://www.maxtor.com/bigdrive/
□ホワイトペーパー(英文)
http://www.maxtor.com/products/bigdrive/whitepaper.htm
□Technical Committee T13(英文)
http://www.T13.org/

(2001月6月26日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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