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エプソンとTransmeta、Crusoe関連の半導体技術で協力6月22日発表
セイコーエプソン株式会社と、米Transmetaは、Crusoe関連の半導体技術開発に関する将来的な相互協力で合意したことを発表した。 合意の具体的な内容は以下の通り。 ・エプソンがマイクロプロセッサ関連の特許技術および特許権について一部をTransmetaに供与する。 ・両社はそれぞれの有する「省の技術(省部品/省スペース/省電力など)」で協力、情報共有し、Crusoe周辺チップセットおよび、ほかのデバイスを開発していく。 ・IA分野におけるパートナーシップの構築について協力関係を築く。 ・そのほかの技術分野についても協力関係や技術交流についての可能性を検討する。 セイコーエプソンの草間三郎社長は「エナジーセービング技術は、携帯情報機器市場の発展に欠かせない重要な技術であり、エプソンの得意とする技術だ。両社の技術が結びつくことにより、携帯情報機器を支える半導体技術がますます進化すると同時に、市場が飛躍的に拡大することを期待している」と述べている。 また、Transmetaのマーク・アレン社長兼CEOは、「セイコーエプソンから供与される特許権は、Crusoeの技術を発展させていく上で戦略上大変重要な意味を持つ。両社による共同開発は、新たな低消費電力技術を進化させていく過程において、大きな貢献を果たすだろう」と述べている。
□セイコーエプソンのホームページ
(2001月6月22日)
[Reported by usuda@impress.co.jp] |
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