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米Kodak CEO講演:これからのKodakは「INFO IMAGING」
このジャンルは「デバイス」、「サービス&メディア」、「インフラ」の3つの分野に分類され、最大の分野であるサービス&メディアは、Kodakがもっとも得意とするジャンルでもあるとした。
デジタルカメラというわかりやすい商品のあるデバイス分野からはじまったデジタル化は、今後システム、サービスの順で波及していくと述べ、各分野でKodakが強みを発揮できると強調した。 デバイス分野では、日本の子会社であるチノンのデジタルカメラ事業をとりあげ、対前年比で80%増の売上があったことを紹介。また、有機LED、1,600万画素CCDなどの独自性の強いデバイスが紹介された。
なお、コンシューマ分野の具体的な製品としては「EasyShare System」と「mc3」が紹介された。EasyShare Systemはデジタルカメラをクレードルに置くだけでデータの転送が行なわれ、PCの画面を押すだけでプリントアウトなどの操作ができるシステム。mc3は日本でも6月1日から予約販売が開始されたQuickTime動画記録とMP3再生機能を備えたデジタルカメラである。 EasyShare Systemについては、「デジタルカメラは撮影は簡単だが、それを利用することは難しかった。それを解決する画期的なシステムである」と述べ、米国でのCMフィルムを上映するほど熱が入っていた。また、mc3については若者層に向けたデジタル機器として捉え、「これ一台で、彼らの生活に必要な要素をすべて備えている」という。
□Kodakのホームページ(英文) (2001年6月14日)
[Reported by date@impress.co.jp] |
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