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ヤマハ、モノリス型のブロードバンドルータ「RTA54i」7月上旬 発売 標準価格:オープンプライス
連絡先:ネットボランチコールセンター
従来、「RTAシリーズ」は、ISDN用リモートルータシリーズとして展開されてきたが、「RTA54i」では、新たにWAN側に10Base-TのEthernetポートを搭載し、CATV/ADSLなどのブロードバンド対応とした。フレッツADSLなどで使用されているPPPoEにも対応、本体デザインも石版(モノリス)をイメージした縦長の筐体に一新された。 ルータ内の侵入パターンデータベースと侵入してきたパケットを照合することで不正アクセスを検出する「不正アクセス検知」や、「ダイナミックフィルタリング機能」などのファイアーウォール機能も搭載する。 インターフェイスは10Base-T×4ポート(LAN側)、USB×1、U点×1、S/T点×1、アナログポート×2など。PCとUSB接続して、ISDN用のTAとして利用可能で、RTA54iにダイアルアップ接続することで、擬似的にLANに接続できる「疑似LAN機能」も搭載する。USB接続時の対応OSはWindows 98 SE/ME/2000、Mac OS 9.0以降(Mac OS Xは対応予定)。 DHCPサーバー/クライアント機能やNAT/IPマスカレードなど、ルータとして標準的な機能を搭載。ISDNリモートアクセスサーバー機能や、ログ取得機能も搭載し、Syslogの出力や、ブラウザでのログ閲覧も可能。 単三アルカリ電池4本による、バッテリ駆動にも対応し、停電時でも約2時間の連続通話が可能となる(電話のみ)。本体サイズは26×115×235mm(幅×奥行き×高さ)、重量は480g。 また、「RTシリーズ」9モデルで、「IPv6」対応とするファームウェアを6月下旬より順次公開することもあわせて発表された。対象となるのは「RT140シリーズ」、「RT300i」、「RT105i」、「RTA54i」、「RT52pro」、「RT60w」の6シリーズ9モデル。同社では「RTA54i」など、5万円以下の普及価格帯のルータのIPv6対応は世界初としている。
□ヤマハのホームページ (2001年5月29日)
[Reported by usuda@impress.co.jp] |
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