富士通株式会社は、600dpi対応のモバイルハンディスキャナ「RS-C40U」を、5月17日より発売する。価格は29,800円。対応OSは、Windows 98/Me/2000。

　「RS-C40U」は、従来機種の2倍の600dpiの解像度で、1,677万色フルカラーのスキャンが可能。インターフェイスもPCカードからUSBに変更された。本体重量は100gで、同社では「600dpi対応、A6サイズ以上の読み取り可能なスキャナとしては世界最軽量」としている。

　読み取り速度は、300dpi/A6サイズ時で、カラー約3秒、モノクロ約1秒。600dpi時の、読み取り最大サイズは105×346mm(300dpiは、105×364mm)。複数回に分けてスキャンしたデータを自動的に結合する「イメージ結合機能」を搭載し、最大A3サイズまで対応する。また、「傾き/回転補正機能」を備え、自動的に文字の方向を認識し傾きを補正する。TWAINドライバにも対応する。

【お詫びと訂正】初出時にはTWAINドライバ非対応と記載されていましたが、正しくはTWAINドライバ対応となります。お詫びして訂正いたします。

　和文/英文のOCRや電子ファイリング、名刺認識/管理の機能を搭載したソフトウェア「Scanbox Pro」が付属する。

□富士通株式会社のホームページ
http://jp.fujitsu.com/
□ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2001/05/17.html

(2001年5月17日)

[Reported by yosida-s@impress.co.jp]