au、Bluetooth対応のソニー製cdmaOne端末「C413S」

ボディカラーはホワイトとバイオレット

6月中旬発売

希望小売価格:56,200円

連絡先:auお客様センター
    Tel.0077-7-009



 auは17日、Bluetooth機能内蔵のcdmaOne携帯電話「C413S」の発表会を開催、6月中旬より発売する。価格は56,200円。Bluetooth機能内蔵の携帯電話は「C413S」が日本初となる。

 「C413S」は、Bluetoothに対応したソニー製のcdmaOne携帯電話。ボディはストレートタイプで、ボディカラーはホワイトとバイオレットが用意される。

 Bluetooth機能を用いることで、10m以内のBluetooth対応機器との間でワイヤレス通信が可能となり、「C413S」同士でのアドレス帳やスケジュール交換ができるほか、PCと連携し、メールソフトのアドレス帳(vCard)や待ち受け画像の転送などができるほか、インターネットへのダイヤルアップ接続がワイヤレスで可能となる。ダイヤルアップ接続時の最大通信速度は約50Kbps。

 また、Bluetoothを利用したアプリケーション「ミラクルラバーズ」を搭載。C413S同士を近づけることで、同じ合言葉を入力した近くの人を探し出し、待ち合わせなどに利用できる「ともだちレーダー」や、恋人や仲間同士で今日の相性を診断する「相性占い」などの機能が利用できる。

 なおBluetoothのバージョンは1.0b Critical Errataで、対応機種は本日発表のソニーのBluetooth対応のノートPC「PCG-SR9M/K」、「PCG-C1VSX/K」と、その前モデル「PCG-SR9G/K」、「PCG-C1VRX/K」の全4機種。Bluetooth利用時の連続データ通信時間は約140分。

ソニー 中井氏
 120×160ドット半透過型STN液晶を搭載し、左右操作キーを一体化した「一体型センタージョグ」を装備、16和音着信メロディに対応する。文字入力機能には予測変換入力を行なう「POBox(Predictive Operation Based On eXample)」を搭載。入力文字から変換候補を予測してリスト表示する「語句予測」、次にくる言葉を予測して表示する「フレーズ予測」や学習機能などを搭載することで、より少ないキー操作で文字入力が可能となる。ソニーマーケティングの中井貴嗣氏によれば「おはようございます」と入力する場合、通常27回のキー入力が必要だが、POBoxの採用により6回のキー操作で入力できるという。

 本体サイズは44×19×127mm(横×奥行き×高さ)、重量は約90g。連続通話時間は約210分、連続待受時間は約220時間。

本体前面 本体背面 左右キー一体のセンタージョグを採用

C1との連携デモ デモには黒山の人だかりが

 発表会では、KDDIの増田和彦氏が「PCへの内蔵や周辺機器も今年に入ってから次々と発表されている。今後の接続機器の拡大についても期待している」と今回の新端末にBluetoothを搭載した理由を説明。また、他社のBluetooth機器との接続性については「端末がソニー製ということもあり、現在ではソニーの対応機器だけ動作確認している。まだ接続確認は完了していないが、他社のものも接続は可能だと思う。対応を確認次第、ホームページなどで公開していく」と説明した。

 また、夏に予定しているJavaベースの新サービスの名称を「ezplus」としたこともあわせて発表された。「ezplus」については22日より東京ビックサイトで開催される「ビジネスショウ2001 TOKYO」に出展、デモを行なうという。

□auのホームページ
http://www.au.kddi.com/
□ニュースリリース
http://www.kddi.com/release/2001/0517/index.html
□ソニーのページ
http://www.sony.co.jp/

(2001年5月17日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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