松下、H"IN/超低電圧版CPU搭載の次世代Let's note

A4モデルとB5モデルが用意される

4月18日 発表



 松下電器産業株式会社は18日、次世代Let's noteの製品戦略説明会を開催、DDIポケットによるH"INモジュールやIntelの超低電圧版CPUを搭載した次世代Lets's noteを公開した。

 新Let's noteは、A4サイズ/B5サイズの2モデルが用意され、それぞれコンシューマ向けの「Let's note」ブランドと、企業向けの「Let's note PRO」ブランドで展開される予定。

 「ワイヤレス」をコンセプトに、よりモバイルユースに適したPCを目指したとしており、Intelの超低電圧版CPUと、DDIポケットによるH"INモジュールを内蔵する。なお、今回公開された次世代Let's noteは、5月後半に発表会を行ない、その際に詳細な仕様を公開するとのことで、価格やCPU種類/クロック周波数などについては公表していない。

B5モデル
ポインティングデバイスはタッチパッド
A4モデル
光ドライブがなにになるかは未定
両モデルにH"INモジュールを内蔵

山田喜彦 AVCネットワーク事業グループ パーソナルコンピュータ事業部 事業部長
 発表会では、AVC社 AVCネットワーク事業グループ パーソナルコンピュータ事業部の山田喜彦事業部長が新モデルのコンセプトを解説した。

 従来同社のモバイルPCで重視していた「軽量、薄型」、「長時間バッテリ駆動」、「堅牢性」に加え、今後は「ワイヤレス通信機能」が必須になると説明し、「個人的にはモバイルPCにワイヤレス通信がなければただの箱と思っている。今後“Let's note”といえば、何らかのワイヤレス通信機能を搭載したPCと考えてもらってよい」と語った。

 ボディにはマグネシウム合金を採用し、HDDを衝撃吸収剤で覆うなどの処理により、高さ30cmからの落下耐性を備えている。重量はB5モデルが約1.4kg、A4モデルが1.7kgで、バッテリ駆動時間は、B5モデルが標準バッテリで6時間、A4モデルが標準バッテリ+セカンドバッテリで6時間となる見込み。


システムのプロパティではGenuine Intel Pentium IIIの文字が。CF-L2の型番も B5モデルのインターフェイス
USBポートや外部ディスプレイ出力、モデムやEthernetポートを備える
A4モデルではステレオスピーカーも備える

□松下電器産業のホームページ
http://www.panasonic.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.pc.panasonic.co.jp/pc/topics/concept/0104/index.html

(2001年4月18日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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