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ソニー、ACアダプタの待機電力を低減する技術を開発
4月5日 発表
新たに微弱電流検出/制御部を設けることで、動作/待機時に自動的に電源動作モードを切り替え、消費電力を制御する。待機時にはインピーダンスの高い微弱電流検出抵抗部を経由することなどにより、ACアダプタの電力出力部の回路電流を、数十μAまで低減した。 同技術は既に、NTTドコモから発売された携帯電話「SO503i」のACアダプタに採用されており、従来比で1/5の待機消費電力を実現しているという。 ソニーでは、同技術を開発した背景について、「機器本体が動作していない状態で生じる待機電力は、国内における家庭の全消費電力量のうち9.4%を占め、その省電力化への取り組みが重要になってきているため」と説明している。また、今後さまざまな電子機器のACアダプタに広く展開し、ACアダプタだけでなく、VTRなど待機モードを備える機器全般への応用についても研究開発を進めていくとしている。
□ソニーのホームページ http://www.sony.co.jp/ □ニュースリリース http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200104/01-021/ (2001年4月5日)
[Reported by usuda@impress.co.jp] |
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