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シマンテック、セキュリティなどを強化した「pcAnywhere」
4月19日 発売
標準価格:COMPLETE版 16,800円
連絡先:カスタマーサービスセンター
今回の「pcAnywhere 10.0」はセキュリティの強化が特徴としている。同社の代表取締役社長 成田明彦氏は「従来のセキュリティはポイントの対策だったが、昨今、悪質なハッカーの増加などが社会問題になりつつある。“今まで以上のセキュリティサイクルを行なっていかなければならない”という意識が高まっている」と述べ、「今年を“インターネットセキュリティ元年”とし、相応しい製品を提供し、また“インターネットセキュリティのシマンテック”という立場も強化していく」と説明した。 ●「pcAnywhere 10.0」
従来のバージョンでは、遠隔操作するPCにログインする際のユーザー認証を必要としなかったが、不正アクセス防止のために、パスワードプロテクションとユーザー認証が追加された。認証オプションは、ADS/LDAP/Novell Bindery/Generic LDAP/FTP/HTTP/HTTPSに対応する。
インターフェイスも改良され、ホスト側PCの色数を調整するなど、リモート操作を高速化するための最適化ウィザードを備える。また、必要なコンポーネントのみのインストールや、ユーザーインターフェイスの使用制限などが可能な「パッケージャ機能」などを搭載する。 なお、4月25日より法人用のライセンスパックも発売され、COMPLETE版の価格が5ユーザ・ライセンスで65,520円。ネットワークを検索し、セキュリティに添わない「pcAnywhere」を強制的に停止する「リモート周辺スキャナ」や、イントラネット上にインストールイメージを公開できるWebを使った導入ツールなどが追加されている。
(2001年4月3日)
[Reported by nakabaya@impress.co.jp] |
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