オリンパス、75,000円の光学10倍ズーム付デジタルカメラ

4月下旬 発売

価格:75,000円

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 オリンパス光学工業株式会社は、光学10倍ズームレンズ付きのコンパクトデジタルカメラ「CAMEDIA C-700 Ultra Zoom」を4月下旬に発売する。価格は75,000円と光学10倍ズーム機としてはきわめて廉価な設定となっている。

 発表会場ではDI推進事業部の小島佑介氏が「デジタルカメラならではの、銀塩カメラでは不可能な機種。10倍ズーム機の定番をめざす。業界のリード役になる自信作」と述べ、製品への自信を見せた。


従来の3倍ズーム機とほぼ同等の大きさ
 レンズは38~380mm(35mmカメラ換算)で、F2.8~3.5と明るい。ガラス非球面レンズも2枚使用されている。マクロ撮影は最短約10cm。手ぶれ補正機能は備えていないが、「100mm相当を越えた望遠撮影時にはシャッタースピードを1段上げて、感度を増すことで手ぶれを防いでいる。画質面での影響は若干あるが、ごく限られている」としている。

 CCDは1/2.7インチ211万画素、補色フィルタを使って感度を上げたという。記録解像度は最大1,600×1,200ピクセル。本体サイズは107.5×76×77.5mm(幅×奥行き×高さ)で、従来の3倍ズーム機とほぼ同等に収まっている。重量はバッテリ別で約310g。記録媒体はスマートメディア。PCとのインターフェイスはUSBで、ストレージクラスとして認識される。

 電源は単三型電池4本分のスペースがあり、CR-V3リチウム電池パック2個が推奨、そのほかニッケル水素、リチウム電池、ニッカド、アルカリなどが使用できる。

 ファインダーは0.55インチ液晶ビューファインダーがメインで、1.5インチ低温ポリシリコン液晶ディスプレイも備える。いずれも画素数は11万4千画素。

 動画撮影も可能で、最大解像度は320×240ピクセル(最大15秒)、フォーマットはQuickTime Motion JPEG。

レンズは光学10倍ズーム 1.5インチ低温ポリシリコン液晶を搭載 本体上面

□オリンパスのホームページ
http://www.olympus.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.olympus.co.jp/LineUp/Digicamera/C700ulzm/index.html

(2001年3月21日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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