Transmeta、モバイル機器用の 「Midori Linux」を公開
3月13日(現地時間)発表
米Transmetaは13日(現地時間)、モバイル機器向けのLinux「Midori Linux」を公開した。GPL(GNU GENERAL PUBLIC LICENSE)に基づいてオープンソース化されており、同社のサイトから1.0.0 beta1およびアプリケーション類がダウンロードできる。
Transmetaは、Linuxの開発者ライナス・トーバルズ氏が在席している。Midori Linuxは、Mobile Linuxと呼ばれていた同社のプロジェクトを継承したものと推測される。
ターゲットはx86 CPUで、現在の対応製品として、同社のTM3200を使用した日立の「FLORA-ie 55mi」などのインターネットアプライアンス3機種が掲載されている。
Midoriは日本語の“緑”から来ており、環境に優しい“Low power linux operating system”をイメージしているという。また、Midori Linuxのドキュメンテーションのページでは、アニメ風のマスコットガールの姿も公開されている。
□Transmetaのホームページ(英文)
http://www.transmeta.com
□Midori Linuxのホームページ(英文)
http://midori.transmeta.com/
□ニュースリリース(英文)
http://investor.transmeta.com/news/20010313-34047.cfm
(2001年3月14日)
[Reported by date@impress.co.jp]
|