NTT-ME/BUG、無線LANカードのSSIDセキュリティホールを修正

【MN128-SOHO Slotin】

2月27日 発表


 株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)株式会社ビー・ユー・ジー(BUG)は、無線LAN対応ルータ「MN128-SOHO Slotin」の無線カードのセキュリティホール対策したファームウェア(Ver.1.41β)を公開した。

 BUGによれば、無線LANのセキュリティ手段として使用されているSSID(Service Set Identification)のセキュリティホール対策が行なわれている。SSIDは無線LANカードとアクセスポイントの両方に設定し、両者が一致する場合のみ通信を行なうというセキュリティ手段である。しかし、現在市場に出ている製品のほとんどはIEEE 802.11bの仕様により、SSIDを設定せず、空白やANYを設定した場合でもアクセスポイント側のSSIDを取得し、どのアクセスポイントとも通信できてしまうという。

 現在、無線LAN製品にはSSID以外にも、WEP(暗号化)、カードのMACアドレス登録など、複数のセキュリティ手段が用意されている。BUGではこれらの手段のどれか1つだけを使用するのではなく、複数の方法を併用することで、セキュリティを強化するよう推奨している。


□NTT-MEのホームページ
http://www.ntt-me.co.jp/
□ダウンロードページ
http://www.ntt-me.co.jp/mn128/slot_sec.html
□BUGのホームページ
http://www.bug.co.jp/
□ダウンロードページ
http://www.bug.co.jp/mn128/slot_sec.html

(2001年2月27日)

[Reported by date@impress.co.jp]

I
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】

【Watch記事検索】


【PC Watchホームページ】


ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp

Copyright (c) 2001 impress corporation All rights reserved.