日立、Linuxベースのネット家電を5月に発売

5月発売予定


 株式会社日立製作所は、Linuxベースのネット家電を5月をめどに発売することを明らかにした。新しい端末は「メディアステーション」をキーワードに2年ほど前から研究、開発を進めてきたもの。名称や価格等は決定していない。

 メディアステーションのコンセプトは、「TV」、「映画/音楽」、「ゲーム」、「インターネット」を家庭内の四大エンターテインメントとし、それらを一台で制御できる端末というもの。OSはLinuxを採用し、DVDプレーヤーやHDDレコーダー機能などを搭載、TVに接続して画面上で操作を行なう。操作はリモコンを中心に行なうほか、ワイヤレスのキーボードでもコントロールできるという。コンセプトとしては同社の個人向けPC「Prius Deck」シリーズが近いが、より家電的に扱われることを想定しているという。

 同社では21日付けで、デジタルメディアグループに「メディアステーション本部」を設立し、同端末を中心に事業展開する予定。なお、CeBitなどのトレードショーに出品する予定はいまのところないという。

□日立製作所のホームページ
(2月20日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.hitachi.co.jp/

(2001年2月20日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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