ネットジャパン、HDDの中身を完全に消去する「DataGone 2.4英語版」
2月28日 発売
標準価格:15,000円(30ライセンス)
連絡先:営業部
Tel.03-3864-5210
株式会社ネットジャパンは、HDDの中身を完全に消去するユーティリティ「DataGone 2.4英語版」を2月28日より発売する。対応機種はPC/AT互換機とPC98-NX。価格は25ライセンスで15,000円で、ライセンス数に応じて500ライセンス(300,000円)まで用意されている。パッケージ販売のほか、ダウンロード販売も予定されている。価格や詳細は未定。
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「DataGone 2.4英語版」は、企業や官公庁などの機密性の高いデータの流失を防ぐためのデータ消去ユーティリティ。通常、OSからHDDのデータの削除や、フォーマットを行なった際には、削除したファイルへの参照を無効としているだけで、復旧ソフトやファイル復元ツールなどで復元が可能となってしまう。「DataGone 2.4英語版」は、ディスクに元データと無関係なデータを書き込むことで、元データの復旧を完全に不可能にする。
DataGoneはDOSベースのユーティリティで、プログラムはFDDで配布される。FDDでPCを起動後ウィザードに従って操作するだけでデータの消去が可能。データの消去には5つの書き込み方法が用意されている。
書き込み方法 | 内容 |
ゼロ書き込み | 16進数の00をディスク上の各バイトに書き込む |
1書き込み | 16進数の11をディスク上の各バイトに書き込む |
NSA標準(米国国防総省NSA規格) | 2種類のランダムパターンとゼロを書き込む |
旧NSA標準(米国国防総省NSA規格) | すべてのバイトをゼロに設定して、ディスクを3回上書きする (ディスクを1→ゼロ→1に設定する) |
DoD標準(米国国防総省規格) | 文字、補数、ランダムな文字を書き込む |
□ネットジャパンのホームページ
(1月29日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.netjapan.co.jp/
(2001年1月29日)
[Reported by usuda@impress.co.jp]
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