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　ソースネクスト株式会社は、自社製品の全額返品制度を2月1日に開始する。返品対象となるのは同社の全製品で、ユーザーの環境に合致しなかった場合を含めて正常に動作しない場合はすべて返品可能とする。返品は購入後30日以内で、購入金額全額が返金される。

　返品はソースネクストが直接窓口となり、ユーザーサポート窓口で返品依頼を行なうと、まずアンケートが郵送される。アンケートに必要事項を記載し、製品パッケージ、レシートを添えて返送したあとで、返金される。返品は、2001年1月1日以降購入したものにさかのぼって対象となる。送料は、自社製品の不具合についてはソースネクストの、パソコンの環境などによるものはユーザー側の負担となる。アンケートを郵送する理由は、ユーザーの住所等を確認し、悪意を持ってコピーを繰り返す行為を抑止するためとしている。

　ソースネクストでは、「パソコンが一般の生活者に使われる比率が高くなっており、ソフトウェアの品質には問題なくても使用できない場合も増えている。返品によってユーザーサポートを放棄するものではなく、ユーザーが購入時に感じているリスクを軽減し、安心して購入できることが目的」と説明している。

　ソースネクストは、昨年から、全ジャンルに製品を出すというフルライン戦略を取っており、今年からはソフトウェアパッケージから周辺機器にも範囲を広げている。返品制度によってブランドに対する信頼感を高めるねらいだ。

　なお、ソースネクストではCD-ROM/DVDのデータをHDDに収納するユーティリティ「携速7」を2月23日に発売する。価格は11,800円、アップグレード版が6,800円。対応OSはWindows 95/98/Me/2000で、Whistlerの日本語β版でも動作するという。WMA形式に対応したほか、イメージファイルの検索や名称の変更、ドライブレターの変更が可能になった。

□ソースネクストのホームページ
(1月22日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.sourcenext.com/

(2001年1月22日)

[Reported by date@impress.co.jp]