ヤマハ、IEEE 1394上でオーディオ/MIDIを転送する 「mLAN」技術のライセンスプログラムを開始
12月20日(米国時間) 発表
ヤマハ株式会社は、20日(米国時間)、IEEE 1394インターフェイス上でオーディオデータとMIDIデータを転送する技術「mLAN」のライセンスプログラムの提供を開始すると発表した。「mLAN」は、電子楽器、オーディオ機器やPCなどのIEEE 1394で接続した機器で、オーディオデータとMIDIデータを転送するネットワーク技術。
mLANライセンスプログラムはライセンシーのニーズに応じて、3つのプログラムが用意される。
1.mLANロゴと商標を使用する権利
2.mLANノードコントローラのmLAN API仕様の使用権、ヤマハが保有する関連特許の実施権
3.mLAN内部仕様へのアクセス権
1.と2.についてはライセンシーに対して無償で供与される。3.のmLAN内部仕様へのアクセス権は管理費として年間200,000円(約1,800ドル)、更新料として年間100,000円(約900ドル)が必要となる。
また、mLAN対応製品の第1弾としてオーディオ/MIDIインターフェイス「mLAN-8P」、mLAN対応シンセサイザー用拡張カード「mLAN-8E」、デジタルミキシングコンソール「O2R」、「O3D」用拡張カード「CD8-mLAN」の3製品を1月上旬より発売する。
□ヤマハのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/00122001.html
□関連記事
【keyword】mLAN
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990520/key76.htm#mLAN
【'97年5月20日】IEEE1394規格による、デジタルオーディオとMIDI伝送の仕様を承認
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970620/yamaha.htm
(2000年12月20日)
[Reported by usuda@impress.co.jp]
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