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独特の世界観が魅力の |
右側が制作者のAmerican McGee氏 |
価格:7,980円
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エレクトロニック・アーツ・スクウェア株式会社は、ルイス・キャロルの小説「不思議の国のアリス」の世界観をベースにした3Dアクションアドベンチャー「アリス イン ナイトメア」を2001年1月25日に発売する。価格は7,980円で対応OSはWindows 95/98/Me。
「アリス イン ナイトメア」のストーリーは「不思議の国のアリス」、「鏡の国のアリス」の10数年後。火事で両親を失い精神的な傷を負った主人公アリスが、心の傷を象徴したかのような変わり果てた不思議の国で、立ち直るために数々の謎を解き、敵を倒していく。
アクション・ホラーと銘打たれているように、グロテスクな敵が多数登場し敵を倒すと血が飛び散るなどの過激な描写が続くが、登場する敵は基本的に自分自身の心の傷であり、無意味な殺戮ではないと言う。
アリスの武器は“トランプ”、“びっくり箱”、“ラッパ銃”といったおもちゃだが、強大な威力を持つ武器となるものも隠されているという。また、これらのほかに“ダイス”が用意されており、ダイスを開くと召還獣が登場するなどの攻撃方法も用意されている。召還獣は3種類用意されており、中には巨大な悪魔のような召還獣が登場することもあるという。ただしこの召還獣は近くに敵がいない場合アリス自身を攻撃してしまうため、使用するタイミングを考えなければならないだろう。
画面上には主人公のアリスが登場する3人称視点の画面構成となっているが、3Dエンジンは“QUAKE IIIエンジン”を採用。4段階の難易度を設定可能なほか、ジャンプしたときの着地点を足形でライトアップしたり、照準を表示するなど、初心者でもゲームを楽しめるような工夫がされている。また、終始銃を撃つばかりの展開ではなく、なかには海中を泳いで他のキャラクタを追いかける展開など、ちょっとしたミニゲームのようなステージも用意されている
クセの強い世界観だが、グラフィックは大変美しく、ゲームを進めるたびに大がかりなエフェクトや演出が登場し、ユーザーを飽きさせない仕組みが登場する。都内某クラブで行なわれた発表会に駆けつけた制作担当者のAmerican McGee氏は「従来のゲームは世界観が似通っており、辟易していたところだ。ゲームを進めるたびにグラフィックがドンドン美しくなるし、ぜひとも楽しんで欲しい」とコメント。音声からメニューまで表示される言葉は全て日本語化されており、日本人でも十分楽しめるゲームに仕上がっているようだ。
【ScreenShot】 | ||
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□エレクトロニック・アーツ・スクウェアのホームページ
http://www.japan.ea.com/
□製品情報
http://www.japan.ea.com/alice/
(2000年12月1日)
[Reported by funatsu@impress.co.jp]
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