3dfx、ビデオカード工場を売却。次世代チップ「Mosaic」に注力

11月15日(現地時間) 発表



 米3dfxは15日(現地時間)、メキシコのビデオカード工場を売却し、次世代ビデオチップ開発へ注力すると発表した。

 3dfxはVoodooシリーズのビデオチップメーカーで知られていたが、'98年にビデオカードメーカーのSTB Systemsを買収し、自社でビデオカードを生産していた。しかし、Voodoo 5シリーズの出荷開始が大きく遅れたことなどが影響し、8月の第2四半期決算では1億ドル以上の赤字を計上している。

 今後はビデオカード製造はアウトソーシングし、コードネーム「Mosaic」と呼ばれるチップ開発に注力するとしている。Mosaicは、小さなダイサイズと狭いメモリ幅でも、現在のチップのより50%優れた性能を持つという。また、デスクトップPCだけでなく、モバイルPCにも対応する。将来的には、ゲーム専用機、携帯電話などにも応用可能としている。

□3dfxのホームページ(英文)
http://www.3dfx.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.3dfx.com/comp/news/rel-15nov.html
□関連記事
【'98年12月15日】3Dfx、STB Systemsを買収
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/981215/3dfx.htm

(2000年11月16日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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