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ソニー、直販専用「VAIO SR9」光沢ブラック仕上げモデル

11月15日15時から受注開始

11月29日より順次出荷



 ソニースタイルドットコム・ジャパン株式会社は、VAIO製品のインターネット直販を行なっている「VAIO Style」専用モデル3機種を発表した。3機種とも11月15日の15時から受注が開始される。

●VAIO SR9の光沢ブラック仕上げモデル「PCG-SR9C/BK」

 9月に発売したスタミナノート「PCG-SR9C/K」をベースにして、本体表面に「アクアポリッシュハイグロブラック」仕上げを行なった。通常のSRシリーズは「マグネシウム合金鋳造 → バリ処理 → 防錆処理 → プライマー → 上塗り」という工程を経るが、今回発表された「SR9C/BK」では防錆処理のあと、「プライマー → 水研ぎ1 → 上塗り → 水研ぎ2 → オーバーコート(透明コーティング) → バフ研磨」と2倍以上の工程がかかっている。同社では「パソコンで水研技術を採用したのは世界初」としている。

 なお、この処理のため、1日に加工できる枚数に限度があり数量限定生産となっているが、その数量については公開されていない。同社では「かなりの注文が殺到しないかぎり、当面の注文にこたえらるだけの数は確保できる」としている。

 塗装以外の仕様では、標準搭載メモリが128MB×1枚構成(PCG-SR9C/Kは64MB×1枚)となった以外は、Pentium III 700MHz、10.4インチ1,024×768ドット液晶、HDD 20GB、OSはWindows 2000とPCG-SR9C/Kと同じ構成となっている。

 出荷開始は11月29日で、正式な価格については受注開始時に明らかにするとしているが、およそ26万円前後と見込まれている。なお、3年間の無償修理サービスも付属する。

●「VAIO SR9」と「Z505CR」にWindows Meモデルを追加

【PCG-SR9C】 【PCG-Z505CR】
 今まで「VAIO SR」と「Z505」上位モデルである「PCG-SR9C」と「PCG-Z505CR」には、Windows 2000搭載モデルのみしか用意されていなかった。

 今回、「ハードウェアは高スペックで、OSはWindows Meを搭載したモデルが欲しいという要望が強かった」として、VAIO Style専用でWindows MeとOffice 2000搭載モデル「PCG-SR9C/P」、「PCG-Z505CR/P」が追加された。それ以外の仕様についてはWindows 2000モデルと同じ。

 両機種とも11月22日より出荷を開始し、正式な価格については受注開始時に明らかにするとしているが、「PCG-SR9C/P」が24万円前後、「PCG-Z505CR/P」が26万円前後と見込まれている。なお、いずれも3年間の無償修理サービスも付属する。

□ソニースタイルドットコム・ジャパンのホームページ
http://www.jp.sonystyle.com/
□製品情報
http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Choose/models.html
□関連記事
【11月6日】ソニー、11月10日にサブノートPCの直販専用モデルを発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20001106/sony.htm
【9月8日】ソニー、ノートPCのラインナップをフルモデルチェンジ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000908/sony3.htm

(2000年11月10日)

[Reported by furukawa@impress.co.jp]

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