Intel、ノート用グラフィックス統合チップセット「815EM」
1,000個ロット時単価 47.50ドル/5,180円
米Intelは、ノートPC用のグラフィックス統合チップセット「Intel 815EM」を発表した。デスクトップ用の815シリーズ同様に、グラフィックス回路を統合し、AGP 4X/2Xのグラフィックスチップの外付けも可能。基本的な仕様は共通だが、FSBは100MHzまでで、SpeedStepに対応する。すでに量産出荷中で、1,000個ロット時の単価は47.50ドル、インテル株式会社による国内価格は5,180円。 同社の分類でいうフルサイズからシン・アンド・ライト(薄型A4クラス)をターゲットとしたチップセットで、モバイルPentium III/モバイルCeleronに対応する。Intelでは、815EMがグラフィックスなどを統合することによって、部品点数が削減でき、システムコストも低減されるとしている。 また、815EMはハブアーキテクチャに準拠しており、グラフィックス&メモリコントローラハブの「GMCH2-M」とI/Oコントローラハブ「ICH2-M」で構成される。ICH2-MはEthernetやデュアルUltraATA/100のインターフェイスを備え、6チャンネルのサウンド機能を内蔵している。また、TFT液晶用のデジタルビデオ出力用にはビデオコントローラハブ「VCH」が別途必要。
□Intelのホームページ(英文) (2000年10月24日)
[Reported by date@impress.co.jp] |
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