日本AMDは、組み込み用プロセッサK6-2E+とK6-IIIE+を発表した。すべて0.18μmルールで製造される。K6-2E+の標準電力版が400/450/500MHz、低消費電力版が350/400/450MHz。また、AMD-K6-IIIE+は、標準電力版が400/450/500/550MHz、低消費電力版が400/450/500MHz。

　パッケージは、 321ピンPGA（Socket 7）で提供されるほか、 いくつかのバージョンは、AMDの新しい349リードOBGA（Organic Ball Grid Array）パッケージでも出荷される。

　K6-2E+標準電力版は、128KBのフルスピードL2キャッシュと、64KBのL1キャッシュを内蔵。3DNow!拡張版（3DNow!に5つのDSP命令を追加）、100MHz FSB対応。コア動作電圧2.0V、定格動作温度は70℃。

　K6-2E+低消費電力バージョンは、PowerNow!テクノロジを搭載し、コア動作電圧は1.4V～1.8V。定格動作温度は85℃で、消費電力は3W。

　K6-IIIE+は256KBのフルスピードL2キャッシュと64KBのL1キャッシュを内蔵。そのほかにも、3DNow!拡張版（3DNow!に5つのDSP命令を追加）、100MHz FSB対応。コア動作電圧2.0V、 定格動作温度70℃。

　K6-IIIE+低消費電力バージョンは、PowerNow!テクノロジを搭載し、コア動作電圧は1.4V～1.8Vです。定格動作温度は85℃、消費電力は3W。

　1,000個ロット時の単価は、AMD-K6-2E+標準電力版が7,590円～8,970円。低消費電力版が8,165円～9,430円。K6-IIIE+標準電力版が8,970円～11,615円。低消費電力版が10,235円～12,190円。

□日本AMDのホームページ
http://www.amd.com/
□ニュースリリース
http://www.amd.com/japan/news/prodpr/nr20138.html

(2000年9月25日)

[Reported by date@impress.co.jp]