日立、Transmetaと提携。Crusoe搭載機を第4四半期に発売 |
インターネット端末の試作機 |
PC EXPO 2000で参考出品されたCrusoe搭載ノート |
株式会社日立製作所は、米Transmetaとの提携を発表し、第4四半期にCrusoeを搭載した10インチ液晶搭載インターネット・アプライアンス(インターネット端末)とB5サイズサブノートを発売する。価格は、インターネット端末が約10万円台前半(12月発売)、B5サイズサブノートは約20万円前後(11月発売)とされている。
なお、いずれの製品も動作クロックなど詳細な仕様は明らかにされていない。
インターネット端末は、Crusoe TM3200と800×600ドット10インチ液晶を搭載したペンコンピュータで、OSにはMobile Linuxが採用されている。なお、HDDは搭載されない。同製品はプロバイダへの提供が予定されており、近くプロバイダや協力デベロッパの募集も開始される。
B5サイズサブノートは、Crusoe TM5400と800×600ドット10.4インチまたは1,024×768ドット12.1インチの液晶を搭載し、CD-ROMドライブまたはDVD-ROMドライブが搭載されるという。OSにはWindows Meが採用され、「FLORAシリーズ」として発売される。
なお、今回発表された製品は9月26~27日に品川の新高輪プリンスホテルで開催されるプライベートショー「日立ITコンベンション」に参考出展される。27日には米TransmetaのCEOデビッド・ディツェル氏を招いてのセミナーも予定されており、日立ITコンベンションのホームページ上で受講申し込みを受け付けている。入場料は無料。
□日立製作所のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/0009/0907.html
□日立ITコンベンションのホームページ
http://hitachi-itcon.com/top.html
□関連記事
【6月29日】PC EXPO 2000レポート(CPUメーカー編1)
Transmeta、Crusoe搭載サブノートを多数展示
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/971030/dvd.htm
(2000年9月7日)
[Reported by taira@impress.co.jp]
|