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Intel、Pentium III 600E/600EB/650などの生産を終了
~Pentium IIIのキャパシタ数も変更~

8月15日~16日(現地時間) 発表


 米Intelは、Pentium IIIおよびCeleronの低クロック製品の生産を停止することを明らかにした。開発者向けのProduct Change Notification(PCN:製品変更告知)で告知されたもので、0.25μmルールプロセスのコアから0.18μmのCoppermineコアへの移行を進め、Coppermineコアの低クロック品の生産も止める。

 生産が停止されるのは、Pentium III(0.25μm)の500,533,550,600,600B MHz、Pentium III(0.18μm)の600E,600EB(以上FC-PGA & SECC2),650MHz(SECC2)、Celeron(0.25μm)の500,533MHz(PPGA)。

 なお、生産停止にあたって、トレイで納入する大口顧客向けには最終発注期限が示されており、来年分についても受注を受けつける。

 また、Pentium III FC-PGA版のFSB 133MHzの製品について、ベース上のキャパシタの数を14個から8個に減らすと告知されている。理由については明らかにされていないが、CoppermineコアのFC-PGA版についてはコアのノイズの問題から多数のキャパシタを必要としていた経緯があり、ステッピングの変更によってこれが改善され、キャパシタを減らすことができたと推察される。

□Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□プロセッサに関するPCN(英文)
http://developer.intel.com/design/pcn/Processors/index.htm

(2000年8月18日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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